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昔、車に凝っててよく冬以外の週末の夜は元カノと近くのスキー場の
アクセス道路まで飛ばしにいった。

その道路は冬以外は一般車の交通は全くないし、かなり下までいかないと民家もないようなところ。
いつものように調子良く飛ばしてたら40~50才ぐらいで小汚い作業服を
着たおっさんのふらふら歩いてる後姿がみえた。

(たぶん22時は過ぎていたと思う。)月が出てなきゃ歩けないほど暗いのに。
で、俺の車に気付いたのか目が飛び出しそうな表情でこちらに振り向き。

泡を食ったように横の藪にはしって入っていった。
おれのほうも意味もなく無性に怖かった。