私が小学二年生の時に、祖父の母(つまり曾祖母)が亡くなりました。
曾祖母とは同居していましたが高齢な事もあっていつも和室でテレビを見ていて、
食事の時以外には顔を合わせる事も有りませんでした。
なので亡くなった時には悲しみより驚きというか、困惑の方が強かったと思います。
お通夜、お葬式が済んで少ししたある日、夜九時頃だったでしょうか、
私はいつも祖母と布団を並べて寝ていたのですが祖母が電気を消そうとした時に、私がひどく泣き叫び始めました。
寺生まれだからなのか私は結構霊感が強く、それまでに何回か怪奇現象を体験した事があったのですがこの時も何かいるという感覚がしたのです。
それは、枕元から。私はずっと枕元を指差しながら泣き叫び、電気消さないで、何かいるのー!と騒いでいました。
見兼ねた祖母が私をなだめて寝かせようとしましたが泣き止まず。
仕方ないので説教を始めたらしいです。(ここから朝起きるまで記憶が無い)
祖母が説教をし始めて五分程で何故か私は急に泣き止みころっと寝てしまったらしいです。
それから祖母も眠りにつきましたが、奇妙な夢を見たらしいです。
それは曾祖母が枕元に立って、「私の服をどこへやった」と言う夢。(実際に祖母は曾祖母の服を処分していた)'
この夢の話は翌日に聞いたのですが、人生で一番怖かった話です。
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