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小学校を卒業し、中学生の頃 
ある夜、いつものように寝ようとしていた、 
ちょうど、眠りに落ちる直前 


  ガチャ、       ギィーーーー 

あれ!? 
ドアの方を見てみる、、、 
何故か、ドアが2~3センチあいている。 
(このドアは取っての部分を回して、開け閉めするタイプのドアでです) 
たぶん、ドアがちゃんと閉まりきってなくて 
開いてしまったのだろうと、 
ドアを閉めて眠りについた、 
そして、眠りに落ちる瞬間・・・ 

  ガチャ、       ギィーーーー 

あれ!? 
またか・・・

しょうがない、人が寝ようとしてるのに、 
少し機嫌が悪くなりつつ 
今度は念入りに、ドアを閉める 
むろん、ドアが開かない事を確認して、布団に入った。 
眠りに落ちる瞬間、 

  ガチャ、       ギィーーーー 

おかしい!! 
さすがに、怖くなって来た。 
眠ろうとすると、ドアが開く・・・閉めるの繰り返し・・・ 
怖くて、結局明け方まで起きてて 
気が付いたら、寝ていた。 
翌朝、昨日のあれはなんだったんだろう!? 
ドアが壊れてただけかな!? 
さっそく、ドアを修理してみる、 
どこもおかしくない 
むしろ、昼間は勝手に開く事すらないのである。 
そうこうしているうちに、いじりすぎたのか、 
今度はドアが開かなくなってしまった。 
幸いにも、自分の部屋には、ドアとフスマと2つの出入り口があり、 
生活するのに、問題はない。 
夜中に勝手に開いても怖いので、ドアはそのまま 
開かないドアとして放置する事にした。 
その日から、ドアが勝手に開く事はなくなった。 

しかし、最近気が付いた事がある。 

修理もしていないドアが、自由に開き閉め出来るようになっている事に。