うちの家、山いっこ持ってて、じいちゃんが所持してるんだけど
そこで昔から、家畜とか、農業とかやってたんだけど
今はじいちゃん年もとったし、息子4兄弟はそれぞれに仕事持ったので
じいちゃんは引退してのんびりしてるんだ。
昔は男4人だし、遊ぶのはいつも山の中、とにかくやんちゃで
手がものすごくかかる子供たちばっかりだったそうで、
じいちゃんが夜は危ないから日が暮れるまでに帰ってこいって言ってるのに
いつも4人は、日が暮れて夜になってから帰ってきてたらしいんだけど
ある時切れたじいちゃんが「夜には悪い子を食べに妖怪が出る」って脅かして
その夜に子供たちが帰ってくる獣道の予想を付けて、後ろから黒い布かぶって
鉈を持って「うおおおおおおーー!!」って大声を上げて追いかけたらしい、
子供たちはビビって一目散に家に帰宅。その後は日が暮れるまでには帰るようになったw
大人になって種明かしされるまでは本当に妖怪はいると思ってたらしい父ちゃんと兄弟。
ある時は、じいちゃんとばあちゃんが家畜の方を見て回ってる時に
畑で4人暴れて、ビニールハウスを一個ぶっ壊したらしくて、
その日切れたじいちゃんに納屋の柱に4人括りつけられて、一夜を過ごしたとかw
うちの父ちゃんは4兄弟の3男坊なんだけど、父ちゃん達にとっては
山の神様や、得体のしれないモノ達よりもきっとじいちゃんが一番怖い存在なんだろうなと思う。