2016年01月

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    767 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/09/07(火) 16:59:44 ID:59b3dONa0 [1/5回(PC)]
    青い子供 

    小学校6年生の頃、昼休みに体育館で70人位でドッジボ 
    ールをしていました。俺はすぐにボールに当たってし 
    まったので親友のMちゃんと外野側の壁に座ってでサボ 
    っていたのですが、俺はふと天井に目をやりました… 

    全身真っ青な幼い裸の男の子が見えました「おェーおァー」 
    と大きな声で呻いていました! 

    目は真っ黒です、白目がありませんでした。体育館の 
    天井をくるくる走り回っています。青い子供と目が合 
    った俺はびっくりしてMちゃんの方を向きました…Mち 
    ゃんも天井を見上げながら引きつった笑みを浮かべて 
    いました。

     
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    760 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 16:23:03 ID:rri82pgdi [1/1回(iPhone-SB)]
    恐怖体験してみた 

    前置きとして、寝ようとして寝転がるとき大体の人は仰向けか横向きになると思うんだけど、俺はうつ伏せになる。すごく苦しい。 

    んで、昨晩。 
    うつ伏せになって眠りに入るか入らないかというときに、ぽンと肩を叩かれた。 
    半睡の状態だったから何心もなく首だけでふッと振りむいたんだけど、1mくらい上空にいるわけ、そいつが。どう見ても俺が。 

    おぞましいったらなかったね。鏡でなら自分の顔は見慣れてるけど、他人の目から見る自分というのは本当に違和感の塊。ほくろの位置までしっかり線対象。 
    しかもそいつは俺自身でもした事ないぐらい満面の笑みを浮かべてるの。 
    口開けて呵々大笑じゃなくて、笑みの眉開くとでも言えばいいのかな?眉間が広がって、目尻もだるだるに下がって、でも口だけは朔の次の晩みたいに細く釣り上がってて。とにかく、にちゃっとべっとりとした笑み。 
    そいつとは多分30秒位しか見つめあってなかったけど、長かったね。もう本当にくたばれウラシマ効果。 

    最後は現れたときと同じように肩を叩いてから、枕元にある窓の方に並行移動して視界から消えたんだけど、やっぱりどうなったか気になるからそっち見たんだよね。 
    そして、首をひねって枕元見た瞬間目の前にドーン。あの笑みが。 
    びっくりしたのもそうだけど、まずツッコんだね。出待ちかよっ!って。 
    結局その後そいつはすぐに消えたんだけど。 
    ホラー映画でありがちなあれをリアルで経験する羽目になるとは思わなかったよ。 

    でもさ、最近幽霊お化けも出かたのバリエーションが増えてきたけど、あれは幽霊お化けがそういう出かたをして、それが人口に膾炙したのが先なのかな? 
    それとも、そういう出かたを考えた人がいて、それを幽霊お化けが真似してるだけなのかな?



    761 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/09/07(火) 16:43:37 ID:l2zvVhr5O [2/2回(携帯)]
    お化けも生き残る為に新しい芸を覚えていかないと駄目な時代になったのか 
    胸熱だな

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    655 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 20:53:26 ID:FcL196Np0 [1/3回(PC)]
     3ヶ月前の事だ。 
    私は親戚の披露宴に出席するため、東京に行った。 
    披露宴は盛況に終わり、皆それぞれ帰路についたが、私は18~24歳までの間、東京に住んでいたため、 
    懐かしく思い、丁度仕事もなかったため、1週間ほどウィークリーマンションを借りた。 
    西新宿のある不動産屋に足を運び、大久保のマンションを借りられることとなった。 
    当時よく遊んでいた歌舞伎町もすぐ近くのため、喜んでそこに決めた。 
    久々の歌舞伎町で友人と語らい、夜の街を楽しんだ。 
    1週間ほとんど朝帰り状態で、早朝に帰って夕方に起きるという日が続いた。 
    だが、帰る前日だけは朝早くの出発だったため誰とも会わずに夜のうちに寝ることにした。 
    その夜、夜中に一度子供の声で目が覚めた。 
    「ん?なんだろ?韓国語か?ま、眠らない街だし、夜中に子供起きてても不思議じゃないか」 
    と、再び寝たのだが、今思うとおかしい。 
    その子供、自分の部屋のトイレから喋ってなかったか?

     
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    631 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/09/06(月) 13:41:23 ID:klQDC00q0 [1/3回(PC)]
    これは実際におこった、事件にまつわる話なんだ。 
    今から15~6年前、当時、俺は10歳だった。 
    俺の地元は山形県の中でもさらに田舎なところで。 
    ご近所さんはみんな親戚みたいなもだった。 
    おおげさじゃなく、顔を見ればどこの誰かわかるような。 
    戸締りをする習慣すらないような地域だった。 

    そんな中で、突然殺人事件がおきたんだ。 
    第一発見者は隣のおじさんだった。早朝、沢にわさびを取りに行ったところ 
    沢のさらに上流で倒れていた被害者を発見したんだと聞いた。 

    被害者は同じ地域に一人暮らしをしていたおばあちゃんだった。 
    よく、乳母車を押して散歩していて、挨拶をするとニコニコ笑って 
    「天気がいいね~」なんていうやさしそうな方だった。 
    事件当時、俺はまだ小学生だったが、テレビでしか見たことがない殺人事件 
    が、こんな身近で起こるなんて信じられなかったし、すごく怖かった。 
    田舎で起きた事件ゆえに、本当に町の大人たちが蜂の巣をつついた 
    ような大騒ぎをしていたのを覚えている。 
    巡査さんが1件1件聞き込みにいっていたが、犯人がわからずにいた。 
    大人たちの多くは、圏外からきた通りがかりの犯行だったんでは 
    ないかと噂した。 

    そして3ヶ月が過ぎようとした時、犯人が捕まったんだ。 

    巡査さんだった・・・。 
    借りていたお金と土地を返す返さないで口論になり、その場にあった 
    ナイロンテープで絞殺して、沢に投げこんだということだった。 
    だけど、俺は知っていた・・・。 
    聞き込みに来ていた巡査さんの顔がすごい形相で睨むおばあちゃんの 
    顔と重なって見えてたから・・・。 
    でも、それだけじゃないと思うんだ。 
    続く

     
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    334 : いぐにす ◆fHUDY9dFJs [sage] 投稿日:2010/08/21(土) 04:31:16 ID:UTrlyvUP0 [1/4回(PC)]
    あれは春彼岸のことでした。 
    祖父母に行くと、従兄弟一家が飼っているパピヨン、モモちゃんがいつも通りお留守番をくらって預けられており、 
    ひどく暇そうにしていたので、私はモモちゃんを伴って「お山の公園」まで散歩に行ったのです。 

    祖父母宅は山を切り開いた(旧)新興住宅地にあり、 
    「お山の公園」はそのなかでも「頂上」のひとつといえる高台に存在し、 
    公園として子供の遊び場や犬の散歩コースとして割と人気なのですが、 
    実はこの場所、てっぺんには文字を刻んだ巨石や祠がおかれ、山神を筆頭に様々な神々が祀られている地でもあるのです。 
    しかし普段私たちが出入りする公園側からは神の住まいの印象は全くなく、 
    幼いころから遊び場だったにもかかわらず、神がいるということに気づいたのは中学校に入ったころ。 
    反対側には鳥居や狛犬も設けられているのですが、なんというか、屋敷神のように 
    人間の生活の片隅にある神域というような、そんな場所なのでした。 

    その日は気が向いたので、山神が安置されているその領域にも踏み込んでみたのです。

     
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    628 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/09/06(月) 13:04:05 ID:EnldD7S90 [1/2回(PC)]
    古来、山陰地方においては 
    特定の周期で 大凶の風が吹く。 
    そびえる山々は春には花が、秋には紅葉が 
    訪れるハイカーを楽しませるが、 
    その日、陽の光の中、 
    突然に失われた命に まず 
    黙祷を捧ぐ。 
    登山者は、生い茂る緑の中、 
    不意に前方を行進する 
    片脚の人物を目撃する事がある。 
    著しく土にまみれ、 
    不潔な姿をしている。が、 
    その際、追い越してはならない。 
    更に 引き返してもならない。 
    その人物は古く、我々の知らぬ 
    霊である。 

     
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    321 :  ◆3Lv4KTTgPo [sage] 投稿日:2010/08/21(土) 04:13:41 ID:sOehEYqiO [1/1回(携帯)]
    どこの地域にでもよくある話しだけど、俺の地元にもお化けトンネルがある。 

    ある日友人と二人で車に乗り、お化けトンネルへと向かっていた。 
    俺は一度、そのトンネルで幽霊を見ているので確かにそこには出る。 
    俺が『絶対に出る』と言うもんだから、友人のKは張り切っていた。 
    トンネルに向かう道中、よほど楽しみなんだろう『どんな奴?どんな感じ?』と嬉しそうに聞いてくる。 
    俺が見たのはトンネルの天井から生える様に頭が出てきていたヤツだ。 
    俺の話しを聞き終えると助手席から後部座席に移動し、何やらゴソゴソとやり始めた。 
    『何してんの?』と聞くと 
    『うおぉ!!出来た!テンション上がってきたー!』と大声で喜びを表現しながら助手席に戻り 
    『幽霊とれるかなぁ…』とつぶやいた。 
    俺はカメラ持ってないので携帯をプラプラとさせながら『これで撮る?』と言うと、後部座席から虫カゴを取り出し『これで捕る』とニヤリッと笑う。 
    コイツ馬鹿だ!と思ったが、特に何も言わずに先に進む。 

    Kは幽霊を捕まえてからどうするかを色々言ってた気がするが、俺は コイツ馬鹿だ としか思わなかった。 

    そうこうしてる内にトンネルに着いた。Kは車から降り、後部席から3メートル位に伸びる様に加工し、お札付きの虫捕り網を取り出した。 
    『ウオォォー!一獲千金!!』と叫びながらブンブンと網を振り回す。 
    俺達は歩いてトンネルに入り、天井を眺めながら進んだ。 
    トンネルの中程に来た時、頭が見えた。俺達から見ると後頭部だ。 
    Kは網を振り回しながら走り出し『こっち向けゴラァ!』と叫び網を頭に被せようとした。 
    しかし、ガムテで巻いただけの継ぎ目がポキッと折れた。失敗だ。 
    しかしKは諦めない。一度車に戻り、車の屋根に乗って移動しながら、短い網で捕獲する事にした。 
    俺はKを屋根に乗せてゆっくりと走り出した。 
    トンネルの中程に来た時、Kは『ウワァァー』と叫びながら車から落ちた。 
    網は天井にぶら下がったままだ。 
    頭だけの霊は網の端を口にくわえると微動だにせず、Kを車の屋根から引き落とした様だ。 
    どうやら幽霊というのは予想以上に頑固らしいという結論になり、俺達は泣く泣く退散した。 

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    318 : ゆあ ◆XWz4kW5JtEEM [sage] 投稿日:2010/08/21(土) 04:09:25 ID:FEIOuYFC0 [1/2回(PC)]
    充電器 1/2 


    私の部屋では、よく物がなくなります。 
    たまに配置のおかしくなっている小物があります。 
    元々大雑把な性格の私は、別段気にもとめてなかったのですが…。 

    3週間に一回程度の割合で、ケイタイの充電器がコンセントから抜けている事があります。 
    そこでも大雑把な私は、きっとコンセントが足りなくて充電器を抜いたんだと思っていました。 
    しかし、何度も何度も同じような事があり、充電器が抜けている部分に別の何かがささっている 
    訳ではないと気づいてから、少し薄気味悪く感じるようになりました。 

    ちなみにこれは、数日をかけて書いているのですが、書き始めてから 
    毎日ケータイの充電器だけ、コンセントから抜けているのを発見する様になりました。 

    それだけ足を引っかけやすい所にある訳でもなく、抜けやすくなっている訳でもありません。 

    ある日の夜、私がテーブルライトの明かりで本を読んでいました。 
    すると突然、部屋全体ががたがたと鳴り始めました。 
    何事かと身体を起こすと、一人暮らしの私の部屋に、私の他にもう1人、人が居たんです。 
    私のケータイの充電器を持って立っていました。 

    目が合いました。私はその顔に見覚えがありました。 
    その顔は、私が小学生の頃に見た事がありました。 
    でも同級生ではありません。 
    その人…その子は小学校高学年くらいの私の姿をしていました。

     
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    578 : 二人の親友 旧々吹上トンネル4[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 16:43:55 ID:4VKz7JIe0 [4/9回(PC)]
    物語が三十ほど読み終えたあたりで、「しぃ!ちょっと静かにして!」とぎゅうじが声を殺して言った。 

    俺は本当に何か出たのかと思ってこわばり、てっちゃんは逆に目をきらきら輝かせてあたりをきょろきょろと伺っていた。 
    「……ジだって……けるよ……き、へいき……」 

    その声は僕らの入ってきた入口のほうから聞こえた。 
    その声に僕は胸を撫で下ろし、てっちゃんは「ちっ!」と舌打ちをした。 
    明らかに心霊スポットに肝試しに来ている後続組の声だった。 
    しかも声から察するに、男女が複数いるようだ。 
    こっちは男三人で心霊スポットに来てるって言うのに、まったく、女連れだなんて無粋なやつらだ。 
    僕が憤慨していると、てっちゃんにぎゅうじが何やらこそこそ耳打ちをしていた。 
    そしてにやっと笑い目を見合わせた二人は、ふっと蝋燭に息をふきかけ火を消した。 
    あたりに漆黒の闇に覆われ、時折たれる岩清水の音と、不愉快な後発組の声だけが聞こえていた。 

    やがて後発組の懐中電灯の光がトンネル内を照らし始めた。 
    「超怖いんだけどー幽霊」 
    「マジ幽霊とかワンパンだし俺」 
    「絶対イケルしーケイタなら」 
    「マジ余裕だから俺」 
    と倒置法をやたら多用する声が聞こえ始めた瞬間、 

    「う お お お お お お お ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ!!!!!!!」 

    とトンネルがビリビリ震えるほどの大声が聞こえた。 
    『ギャー!!!!!!!!!!!!!!!』 
    と後発組がバタバタとにげる足音が聞こえ、僕が何が起こったのがわけもわからず唖然としていると、 
    『大~成~功~』 
    と言ってハイタッチをしている二人がいた。 
    この二人は全く気がくるってる。 
    「可哀そうだから種明かしに行こうよ」 
    俺がそう促すと、二人は腹を抱えて笑いながら、ビニールシートを片付け立ち上がった。

     
    【二人の親友 旧々吹上トンネル  後編】の続きを読む

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    575 : 二人の親友 旧々吹上トンネル1[sage] 投稿日:2010/09/05(日) 16:39:17 ID:4VKz7JIe0 [1/9回(PC)]
    俺にはオカルト好きのてっちゃんとぎゅうじというあだ名の親友が二人いる。 

    「なぁ、こんな話知ってるか?」 
    てっちゃんの家でゴロゴロしていると、親友の一人のぎゅうじがそう言った。 
    こいつは怪談話が好きなやつで、どこかで聞いたことあるような話や都市伝説を嬉々としていつも話してきた。 
    今日のお題は俺たちが住んでいる市にほど近い場所のうわさ話で、今は廃墟になった小料理屋で昔惨殺事件があり、 
    そこで殺された人の怨霊が、その近くの廃トンネルに出るというものだった。 
    あぁ、よくある話だなぁ、と思っていると、「いいねぇ、じゃあ後でそこ言ってみようぜ」ともう一人の親友のてっちゃんが言った。 
    こいつは思い立ったが吉日野郎で、いつもいきなりどこどこに意向だとか、試してみようとか言いだす奴だった。 


    「じゃぁ俺準備するわ」 
    そう言ってぎゅうじは人の家の中をあさり始めた。 
    こいつは礼儀ってものを知らない。 
    そう俺が思っていると、てっちゃんは「楽しくなってきたな」とつぶやき、一人耳袋を読み始めた。 
    自分の家が勝手に漁られているのに無視かよ。 
    こいつは常識が足りないな。 
    俺はそう思いながら、特にやることもないので漫画の続きを読み始めた。 

    「おい、そろそろ行くぞ」 
    そうてっちゃんに起こされた。 
    いつの間にか眠ってしまったようで、時間は十二時を回っていた。 
    眠い目をこすりながら体を起こすと、ぱんぱんになったボストンバックを担ぎ、はしゃいでいるぎゅうじが目に入った。 

    駐車場に止めてるてっちゃんのぼろぼろの軽自動車には、 
    運転席にてっちゃん、助手席に俺が座り、ぎゅうじは荷物と一緒に後部座席に押し込んだ。

     
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