533 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/08/22 15:32 ID:cptghigw [1/4回]
高校生のとき、隣の席に座っていた女子に聞いた話です。
彼女が中学生の時、母方の祖母亡くなり、既に祖父も亡くなっていた為
祖父母の家は取り壊し、使えそうな家財は彼女の家で引き取ったそうです。
それらの中に、木でできた箪笥がありました。
大きめであったため置き場所が彼女の部屋にしかなく、
本人は嫌がったのですが無理やり押し付けられる形で彼女の部屋に運び込まれました。
彼女と祖母はあまり仲が良くなく、祖母は二つ違いの弟ばかり可愛がり
話すにしてもたまに電話で挨拶をする程度であり、その挨拶も非常に素っ気無いものでした。
だから祖母が無くなった時も、悲しいという感情は殆んど無く
箪笥も渋々部屋に置いたものの、中には何も入れなかったそうです。
【その箪笥が部屋に来てから一週間ほど経った頃に】の続きを読む
