340 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/05/31 23:24:00
卒業旅行の時にあった事
観光で疲れていた4人は、入浴後すぐに床につきました。
寒い季節でしたが、新しい宿は、暖房も効いていました。
しかし夜間、手足のちぎれそうなほどの痛みで目が覚め、部屋を見渡すと、
直径1Mほどもある顔が「グチャグチャ」と湿った音をさせて転がり続けていました。
気が付くと友人の内、2人が起きていて、固まっていました
(電気がついていないに、周りが良く見えました)
体が硬直している間も、手足の激痛は段々と体幹の方へ上がりながら酷くなって行き、
手足の指先は、感覚が無くなっていました。
眼の奥をヤスリで削られる様な激痛で体が痙攣し、頭の奥で白い火花が散っているのに動く事も出来ず、
転がり続ける首と、同じく眼を見開いたまま痙攣している2人の友人達を、ただ凝視していました。
どのくらい時間が経ったのか分からないのですが、唯一人寝ていた友人が、
「アガッ?」
っと言って目を覚まして、トイレに立った子が戻ってきて、部屋の電気をつけました。
それでも首も痛みも消えなかったのですが、その子が悲鳴を上げながら
「どうしたの?ねえ、皆どうしたの?」
と私達の体に触れ揺すると、痛みも首も突然消えました。
【頭の奥で白い火花が散っている】の続きを読む
