悲しい話

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    261 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/05/18 13:11 ID:OzPxFwxF [2/5回]
    心霊というには少し違うかもしれないけど… 

    去年の事です。大好きなおばぁちゃんが突然亡くなりました。 
    うちは叔母にも叔父にも子供はいなくておばぁちゃんにとっての孫は私と姉と2人だけでした。 
    そのせいもあってかおばぁちゃんは本当に小さい頃から私達姉妹を本当に可愛がってくれていて私達もそんなおばぁちゃんが大好きでした。 
    父の仕事の都合上、海外転勤などもあって離れて暮らしていた時期もありましたがその間も私達の大好きなお菓子を送ってくれたり、いつもいつも私達の事を考えてくれていました。 

    本当に優しくて大好きなおばぁちゃんでした。 
    私達もしょちゅうおばぁちゃんの所へ遊びに行っていて、その度におばぁちゃんは「ほらほら、お菓子沢山あるよ食べなさい」と 
    好物のお菓子や食べ物を用意して嬉しそうに勧めて来ました。 
    私達もお腹が一杯になっても「美味しい美味しい」と喜んで…本音としては「苦しい」と思いつつ…食べる姿を嬉しそうに見るおばぁちゃんの為に無理してまで食べてました。 

    でも私達も高校に上がってからは段々と遊びに行く回数も以前と比べると大分減ってしまい、姉が社会人・私が大学生になるころには「仕事があるから」「バイトとかレポートが…」 
    と月1回行くか行かないかくらいになっていました。(それでも普通よりは多いらしいですがほぼ毎週だったので) 
    その間にも母だけが会いに行って帰ってくると必ず「おばぁちゃんから」と沢山のお菓子や好物がお土産に渡されていました。


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    244 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/05/17 01:53 ID:ClWpK4C8 [1/1回]
    高校2年の時の話。 

    親と仲が悪く、鬱に入った時期があった。 
    飼っていた猫が、脱走した翌朝、毒を盛られて庭で死んでいて、 
    鬱時期だったこともあって自殺を考えた。 
    いつもは手首を切っても、そんなに深く切らず、 
    何本も血のにじむ浅い傷をたくさん作ることで鬱憤を晴らしていたが、 
    その時は本気で死のうと考えた。 
    カッターじゃなくて、彫刻刀のナイフ形のを持ち出し、手首に刺した。 
    抜くと、すぐに鼓動にあわせて血が出てきて、バスタオルにしみこんでいく。 
    両手首にしようと思ったけれど、左手が小刀をうまく握れず、 
    ならばと小刀を首に当てた時、猫の声がした。 
    振り向くと、ベッドの枕元に、骨壷をおいてあり、そのところに猫がいた。 
    猫はベッドの上から降りると私のそばに来て、 
    血がだらだら流れてる手首を舐めた。 
    一生懸命血を止めようとしてくれてた。 
    ずっと泣けなかったのに、涙がぼろぼろ出てきた。 
    そのあと泣き声に気づいた母親が救急車を呼び、医者に連れて行かれた。 

    それからはそんなバカなことは考えなくなった。 
    偶然知り合った霊能者さんには、 
    「強いキジトラの猫が守ってくれてるよ」と言われた。 
    猫に呆れられるようなことはしないで、これからも生きていきたいと思う。



    246 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/05/17 02:50 ID:xuhAfwhY [1/1回]
    >>244 
    涙が溢れて止まらなかったよ。 
    がんばれ、生きろ。 
    生きたくても生きられなかったにゃんこの分も。 
    にゃんこが守ってくれてるんだからさ。

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    236 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/05/15 19:38 ID:UNUVBrb5 [1/2回]
    中学生の頃、病気で父が死んだ。 
    葬式からしばらくは、死んだことを自分で実感できずに、涙も出ず、 
    私は薄情な人間なんだとぼんやり思いながら過ごしていた。 
    その頃の私は寝てばかりだった。あんなに寝ることはないっていうくらい一日の 
    大半を寝て過ごした。今思えば無意識の内に寝ることに頼っていたのかもしれない。 
    あと、多分なんとなくだけど生命力が低下していた気がする。何もやる気が起きなかった。 
    そしてある日の夕方、父の部屋でテレビをつけっぱなしで寝ていたら、 
    「○○(私の名前)!」と呼ぶ声が聞こえた。「お父さんだ!!」と思ってガバッと飛び起きたら、 
    それはテレビのCMで、あるタレントがこちらを向いて笑いながら、「○○!がんばれ!」と 
    言っていた。偶然にも同じ名前だっただけだった。 
    でも後にも先にもそのCMを見たことはないし、私が聞いたの明らかに父の声だった。 
    そこでふと我に返り、父を亡くしたことがリアルに私の体を駆け巡り、 
    父のいなくなった父の部屋でワンワン泣いた。 
    あのCMは偶然流れただけかもしれないが、私の中ではとてもとても大きなものだった。 
    (続きます)


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    125 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:04/04/06 09:20 ID:B67x+txI [1/1回]
    そういえば、私の結納の日の前日の夜に死んだ婆ちゃんをはじめとする 
    親戚一同が夢に出てきた。 
    両親に連れられてある高級料亭に行くのですが、なぜか両親は 
    「私たちはまだ入れないからここで帰るね」 
    と言って帰っていって「???」と思いながら私だけが女将さんに 
    連れられて、部屋に通されるとそこには今までお世話になった 
    今は亡き親戚が全員居るんです。 
    そして、好きだった爺ちゃんと婆ちゃんの間に挟まれる形で私が座り、 
    ごちそうは振る舞われるわ酒は振る舞われるわ思い出話に花を咲かせて 
    みんな楽しそうな夢。 
    婆ちゃんが「私はこんなに多く食べられないからおまえ食べてくれ」と 
    料理を半分くらい私の皿にお裾分けしてくれて、腹いっぱいになった 
    ところで目が覚めた。しかも起きたときに軽い疲労感があり夢も妙にリアルだった。 

    それから結婚して3年たちますが、今何事もなくトテーモ幸せなのは 
    その親戚達に守られてるのかなー。 

    なんて思ってみたり。スレ違いだったらスマソ。


     
    126 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/04/06 10:26 ID:PREL+ttP [1/1回]
    >>125 
    。゚(゚´Д`゚)゚。



    127 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/04/06 11:21 ID:zeE97PWq [1/1回]
    >>125 
    すげーーー(・∀・)イイ!!

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    35 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/03/10 19:29
    俺が小学生の時、ばあちゃんが亡くなった。 
    ばあちゃんはじいちゃんと住んでいて、あんまり会いに行く事かできなかった。 
    ばあちゃんの危篤の報が入った時、小学校で帰りの会をやってる最中で、血の気が引くってのを初めて体験した。 
    その時、おふくろはばあちゃんの所に行ってて、親父の車に乗っけてもらって、一緒にばあちゃんが住んでる所まで飛んでいった。 
    と行っても、俺が住んでる所から、ばあちゃんが住んでいる所までは、相当の時間がかかる。 
    いつの間にか夜になってて、俺は後部座席で横になっていた。 

    うつらうつらしている耳元で、とても懐かしい歌声が聞こえる。 
    懐かしい、すごく懐かしい歌声だった。 
    俺はばあちゃんにとっては初めての男孫で、産まれた時、泣きながら喜んでくれたって話しを聞いた事がある。 
    当時は、そんなに道路事情もよくないし、ばあちゃんは体が弱かったのに、俺の事を見たいって、じいちゃんと連れだって、たまに足を運んでくれた。 
    その時、俺はよくばあちゃんに抱っこされて、子守歌を聞いていた。 
    ばあちゃんの子守歌、ばあちゃんの膝のぬくもり。 
    頭を撫でてくれる、あの優しくて、しわしわの手の感触。 
    「ありがとね……ばいばい」 
    はっきりと、ばあちゃんの声が聞こえて、びっくりして目を覚ました。 
    ばあちゃんの声が聞こえた事を親父に言うと、親父は真っ青になって、少し行った所にあった電話ボックスに駆け込んだ。 
    ばあちゃんは亡くなっていた。 
    最期の最期まで、俺の到着を楽しみにしてくれていたと聞いた。 

    間に合わなくてごめん。 
    だけど、確かに、ばあちゃんの声、聞こえたよ。 
    通夜が終わり、火葬も終わって、お骨を前に手を合わせていると、気のせいかもしれないけど、ばあちゃんの遺影が微笑んだように見えた。 
    いつか、俺がちゃんと天寿を全うした時、ばあちゃんに「ありがとう」を伝えに行きたい。

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    31 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/03/08 15:49
    いい話しか判らないけど、不思議な体験を書きます。 

    自分が小学3、4年くらいの時、親戚のおじちゃんが、海上の事故で亡くなった。 
    すごく、かわいがってもらってて、子供心に、まだ絶対生きていると思ってた。 
    外海だったんで、遺体は見つからないまま、葬式はありました。 
    その時は、ものすごく泣いた記憶がある。 

    それから、うちのオヤジは、ビールを飲むとき必ず神棚にコップ一杯上げるようになった。 
    うちは、仏壇がないんで、だから神棚に。仏さんじゃなく神様になったと思ってた。 
    子供の自分も、手を叩いて、「○○おじちゃん、どうぞ」と言って上げていた。 

    それから、月日がたった数年後に不思議な事が起こった。 
    自分は二階に寝ていたんだけど、ある夜、寝ぼけていたのか判らないが、下に降りて来て 
    神棚に向かい、正座してなにか笑っていたらしい。まったく記憶にないが・・・。 
    うちの母が、「○○(自分の名前)なにしてるの?」と尋ねたら、 
    「うん、もう少し」と答え座っていたらしい。 
    朝、「昨日の夜何してたの?」と母に聞かれたが、全く記憶に無かった。 
    その夜が、実は事故があった日で、つまり命日だった。 
    子供だから、命日なんか知るはずもなかったのに。 
    おじちゃんが呼んで、多分なんか話しをしてたのかも知れません。 
    あー書いてて、涙でてきた。    終わり

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    716 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/06/15 20:10 ID:W2wVIX6h [1/2回]
    高校時代の話。 
    大学受験を控えていたオレは、日々勉強に明け暮れていた。そんな中、ババが癌に侵されていた。 
    まぁ、オレはババっ子だった訳だ。ババは入院。オレは勉強。二人で頑張ったよ。 
    見舞いにも何回も行った。互いに励ましあった。「とし君は出来る子だっけ大丈夫」それが、ババの口癖になっていた。 

    受験本番の2月。ババの状態は良くなかった。すでに癌は全身に転移していたらしい。 
    見舞いに幾度にババの状態は悪くなる一方。『永くないかも』と薄々感じていた。 
    受験はすべり止めの大学を受けたが、不合格だった。 
    それでも、ババは「大丈夫、大丈夫。とし君は出来る子だから」と。 

    ある日、東京へ第2志望校の受験を済ませ新潟に帰ってきた。家に着くとババがいる。「退院してきた」と母。 
    状態が良くなった訳でなく父からこう告げられた。 
    「お前が帰ってくる前に病院から電話があってな。今夜がヤマらしいんだ。婆ちゃんが、前から家に帰りたがっていたからな。連れて帰って来たんだ。」と。 
    ババと少し話をしたかったが、ババも眠っていたしオレも受験の疲れで眠く、その日はそのまま部屋で眠りについた。 


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    288 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2006/11/19(日) 16:25:58 ID:X8SAwONq0 [1/5回(PC)]
    俺がベトナムのフエに差し掛かったとき、愛車カブ100のリアホイールが限界になってしまった。 
    騙し騙しここまで来たが、いよいよダメだ。仕方が無いのでロードサイドメカニックを探し、 
    修理を頼んだのだがリム自体がイカレちまっているらしく修理不能だという。 
    交換しようにも、俺のカブは日本で手に入れた郵便カブ用の小径タイプに変えているので在庫など無い。 
    思い切ってノーマルタイプに交換するには現金の持ち合わせが足りない。 
    もちろん、クレジットカードなど使える訳も無い。いよいよココでバイクを売り払うしか無いかと思案していると、 
    修理屋の親父がとある提案をしてきた。 

    この親父は孤児院でボランティアをしているとの事で、そこの子供たちの面倒を二週間見れば 
    無料でホイール交換をしてくれると言う。しかも、その間の宿泊と食事はロハのオマケつき。 
    俺は出来る限り現地に溶け込んだ生活をしながら世界を廻りたいと思っているので、 
    この提案は渡りに船である。二つ返事で引き受け、夕方まで待って親父と共に孤児院へと向かった。 
    スタッフは快く迎えてくれ、また修理屋の親父が其処の院長だった事に驚かされた。 
    そして彼から日本の歌や遊びを子供たちに教えてやって欲しいと頼まれた。


    【俺の瞼には彼女の優しい微笑が焼きついていた】の続きを読む

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    272 : 1/2[sage] 投稿日:2006/11/14(火) 18:42:35 ID:38Dd75wE0 [1/2回(PC)]
    一昨年、父親が亡くなったんだけど、その頃に母が見た夢の話。 

    うちは5人家族なんだけど、みんなで居酒屋かどっかでごはんを食べてるところから夢は始まったらしい。 
    父は子どもたちに飲み物か何かをすすめてて、楽しい家族団らんの一コマみたいな感じだったんだけど、 
    その父の頭にカチューシャ?みたいなのがついてあったそうな。 
    縁日とかでよく売ってる、カチューシャの先にプラスチック製のライトがついてて、光る触角みたいな感じの。 
    父曰く、 
    「他の人たちは羽根をもらったんだけど、自分はこれにした」 
    「このカチューシャは上を繋がっている」 
    とのこと。 
    夢の中じゃ父はまだ生きてる設定だから、母はちんぷんかんぷんだったらしい。 
    やがて父はいきなり席を立つと、 
    「それじゃあな」 
    と言ってさっさと店を出て行ってしまった。 
    もともと父はマイペースな性格で、たとえば家族みんなでごはんを食べに行っても、 
    自分が食べ終わるとさっさと席を立ってひとりで外でタバコを吸ってるような人だったから、 
    母も「またお父さんが勝手に行動して…!」とあきれながら父の後を追ったらしい。


    【今でもあのカチューシャみたいなもので父が天国から家族を見守ってくれてると信じてます】の続きを読む

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    634 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:04/09/18 16:17:31 ID:fxjRgdDK [1/2回]
    この時期になると思い出す、私の祖母の話です。 
    小学生の頃、両親は共働きで夜まで家には帰ってきません。 
    かわりに私の面倒をみてくれていたのが祖母でした。 
    私は温和で、優しい祖母が大好きで、両親に叱られたりした時は必ず「ばあちゃ~ん(泣)」と祖母に聞こえるように泣き、助けてもらったものでした。 
    そんな祖母に必ず見てもらいたかったのが運動会のかけっこ。 
    足だけは速かった私。 
    かけっこで一番をとって、祖母に「すごいねぇ」と言って貰うのが何よりうれしかったのです。 
    そして小4の運動会の日も「絶対に見に来てよ!」と念を押して私は出かけました。 
    競技が始まって、いつ祖母が来るかとキョロキョロ。しかし祖母はなかなか来ません。 
    結局、かけっこは始まってしまい、一番にはなったもののちっともうれしくありませんでした。 
    ”嘘つき!かけっこには間に合うように応援に行くからねって言ったくせに!”とふてくされていると、先生が青い顔をして私の所にやってきました。 
    、、、事故でした。 
    この部分は思い出すのも辛く、詳しくは書きませんが祖母は亡くなりました。 
    朝、お弁当を持って応援に来ると笑っていた祖母はいなくなってしまったのです。 
    あの優しい言葉も、笑顔も、褒めてもらうことも、、もうないのだと、 
    いつもとびこんでいたあの胸には、もうとびこむことが出来ないのだと、、 
    理解するまで何日も何日も泣きました。 




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