怖い話

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    462 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/06/09 14:02:00
    夫から聞いた話です。昨年、夫は秋田県にある私立の精神病院に 
    パート勤務しておりました。ご存知の方も多いでしょうが、精神病院には開放 
    病棟と閉鎖病棟と2つの病棟があります。閉鎖病棟の出入りには鍵を必要とし、 
    患者さんも一般生活が困難でありそうな方々が入院しています。 
    秋田県の郡部の方が多く、近年まで続いた近親婚の影響も多々見受けられ、 
    閉鎖病棟から退院もしくは開放病棟に移る方は稀で、家族からの懇願もあり、 
    一生を閉鎖病棟で過ごされる方が殆どと聞きました。 
    閉鎖病棟の中ほどに女性患者の個室があり、なぜか入室して2ヶ月ほどすると 
    患者さんが亡くなってしまうという噂の部屋でした。 
    夫もその噂を聞いて以来、病室の前を通ると気味が悪かったそうです。 
    月に2~3度のパート当直勤務ですが、そのうちに顔見知りの患者さんや、 
    自分の診断で入院させた患者さんも増えてきて、秋頃 痴呆で徘徊の 
    すすんだ女性患者を閉鎖病棟の個室に入院させることとなりました。 
    「噂の個室」なので気まずい思いだったそうですが、まあ噂は噂として 
    吹っ切ったそうです。 
    次のパート勤務の日に古株の看護婦さんにその女性患者のことを聞いた 
    ところ「やっぱり、今度も始まったのよ、病室のドアのすぐ横に布団敷く 
    から『どうして真ん中に敷かないの』って聞くと、『他の人が寝てるから』 
    って言うの。前の人もおんなじこと言ってたし、気持ち悪いわよね」 
    と返ってきました。夫はその後、一応 病棟の回診には行ったそうです 
    が、具合の悪い患者はいなかったので、そこそこにして帰ってきたそうです。 
    次の週に女性患者は院内感染とみられる肺炎で亡くなったということですが、 
    毎日「女の人が真ん中にいてうるさい」と看護婦さんに話していたそうです。 

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    447 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[ ] : 投稿日:2003/06/07 21:57:00
    怖くないけどすごいと思う。 
    私達がまだ中学生だった頃の話。体育祭の応援旗を作るため、どのクラスも係の人が5、6人 
    教室に残っていた。季節は秋の初め頃で、日がだんだんと短くなっていく時期だった。 
    しだいに日が落ち、夕焼けが綺麗に真っ赤だったことを鮮明に覚えている。 
    そんな中、突然ほかのクラスの、クラスの中でも活発な女子数名が教室に入ってきて、 

    「今から怖い話するよぉ~!」 

    私は怖い話が嫌いだったのでもう一人の友達と二人、別の教室でおしゃべりしていた。 
    なかなか話が終わらないので、教室へ戻ると、教室の窓はすべてカーテンで遮断され、ドアの前には 
    「見張り」の女子が立っていた。教室へ入ろうとすると、 
           . . . . . . 
    「ダメダメ!今行ってるから!」 

         …いってる? 

    わけもわからず他の教室へ戻り、しばらく待っていると、話を聞いていた一人の女子が教室にかけこんできた。 
    見ると、ぼろぼろ泣いている。そして… 

    私 「どうしたの?大丈夫?」 
    女子「ひっく…か…おが…ぐちゃぐちゃ…」 

         ……ぐちゃぐちゃ?? 



    【とっても危険で怖くて悪趣味な遊びだったんだなぁ…】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    433 : 1/2[sage] : 投稿日:2003/06/06 12:48:00
    会社の先輩OL(といっても50代のおばさん)が体調が悪く長期休暇を取りました。 
    でもその後何の連絡も無く、上司が何回か電話をしていたのですが 
    いつも機械の音声で留守電になっていました。 
    彼女は一人暮らしで、一人娘は結婚し外国へ行っていたのです。 
    入院したとは聞かないし、田舎へでも帰っているのかと思いました。 
    長期休暇の期限が迫った三日前、会社で彼女に電話をかけてた上司が 
    「あ、○○さん?あの・・・あれ?」 
    とけげんな顔をしてるので聞くと 
    「今まで機械の留守電のメッセージだったのに、○○さんの声になってる。」 
    と言います。それならもう帰って来られてるんだし切ることないのに。 
    それでメッセージを入れ忘れた。というので今度は私がかけてみました。 
    ところが留守電の応答メッセージは機械の音声です。 
    上司に「電話機の音声ですよ。○○さん、何て言ってたんですか?」 
    「ただいま電話に出られません。メッセージをどうぞ。」って。 
    ところが出社予定日を過ぎても彼女は来ません。 
    そこで上司と時間の空いていた私とで彼女のマンションへ行きました。 


    【きっともうすぐ呪われると思います】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    398 : 扉 ◆RrDVPHGxho [] : 投稿日:2003/06/04 13:46:00
    深夜。就寝中。 

    当時、1Kの部屋に住んでいた俺は、ベッドを窓際に置いていた。 
    ベッドの頭の位置からは、キッチンの廊下越しに玄関が見える。 
    その廊下と部屋をしきる、磨りガラスが真ん中に付いたドアが一つ。 
    そんな部屋構成だった。 

    どうしても、部屋を真っ暗にしてからでないと寝られない俺は、 
    暗闇の中で、ふと自分の躰が動かなくなっていることに気付いた。 
    (やばいなぁ・・・金縛りかなぁ・・・) 
    霊に対する「居る」「居ない」という議論に中立を守る俺は、 
    結構冷静に自分の状態を分析していた。 

    天井に向かって仰向けのまま、全身が動かなくなっている。 
    意識はあるのだが、四肢すら動かすことが出来ない。 
    動かしたくても動かせないのは、長時間の正座で足が痺れてしまうのに似ていた。 
    それがずっと全身に渡って続く感じ。 
    その金縛りの中、(どうしようかなぁ・・・これから)などと呑気に考えていると、 
    気付いたことが一つ。 

    廊下のドアの外に、誰かが居る。 

    ジッと息を殺して、ロングコートで顔の見えない女が廊下に立っている。 

    何故か、扉の向こうに立っている筈なのに、容姿までが分かってしまっている。 
    それに、どうして女性だと判断できたのか? 
    そして。 
    部屋の電気は消えているので、女どころか、自分の部屋の壁すら見えない筈だ。 
    未だに分からないが、その時は瞬時にして理解していた。 
    女が立っている。 


    【女が立っている】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    340 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/05/31 23:24:00
    卒業旅行の時にあった事 

    観光で疲れていた4人は、入浴後すぐに床につきました。 
    寒い季節でしたが、新しい宿は、暖房も効いていました。 
    しかし夜間、手足のちぎれそうなほどの痛みで目が覚め、部屋を見渡すと、 
    直径1Mほどもある顔が「グチャグチャ」と湿った音をさせて転がり続けていました。 

    気が付くと友人の内、2人が起きていて、固まっていました 
    (電気がついていないに、周りが良く見えました) 
    体が硬直している間も、手足の激痛は段々と体幹の方へ上がりながら酷くなって行き、 
    手足の指先は、感覚が無くなっていました。 

    眼の奥をヤスリで削られる様な激痛で体が痙攣し、頭の奥で白い火花が散っているのに動く事も出来ず、 
    転がり続ける首と、同じく眼を見開いたまま痙攣している2人の友人達を、ただ凝視していました。 

    どのくらい時間が経ったのか分からないのですが、唯一人寝ていた友人が、 
    「アガッ?」 
    っと言って目を覚まして、トイレに立った子が戻ってきて、部屋の電気をつけました。 
    それでも首も痛みも消えなかったのですが、その子が悲鳴を上げながら 
    「どうしたの?ねえ、皆どうしたの?」 
    と私達の体に触れ揺すると、痛みも首も突然消えました。 


    【頭の奥で白い火花が散っている】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    292 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/05/29 11:07:00
    私の友人で市民病院の外科病棟の看護婦がいます。 
    そんで時々怖い話を聞かされます。 
    交代勤務の為、一番ヤなのは夜勤だそうで、ナースステーションは 
    明るいとはいえ 
    やっぱ雰囲気的にヤだそうです。 

    ある夜深夜2時頃、あわただしく急患が運ばれて来たそうです。 
    急患は珍しくないのですが、一番イやな事故患者。 

    20代の男性で脳挫傷を起こしていてストレッチャーも血だらけ。 
    集中治療室へ運んだ時には息絶えていて即死状態だったそうです。 
    運ばれたとき目がカッと開いていておもわず目をそむけた位怖かったそうで、 
    その時、赤黒い濃い血の塊を見て思わずウッとなったそうです。 

    うわさで、それからというもの、病院内深夜2時頃、黒いヘルメットをかぶり 
    白のTシャツ、 
    黒のジャケット姿の若い男性が歩く姿が目撃される様になりました。 

    それを耳にした時彼の女は見覚えがあるだけにぞ~としました。 

     
    【ストレッチャーも血だらけ】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    270 : 265[] : 投稿日:2003/05/28 16:38:00
    K県Y市に港がありその沖500mほどに三っ島ってのがあります。 
    周囲2・300mほどの島が3つに小さい島1つで計4つの島です。 
    すべて、無人島です。 
    その南から2つ目の島(4島中最大)が観光地化されてキャンプ場とか出来てます。 
    以下、親父(75才、元漁師)の話・・・ 

    親父が10代の頃、伝馬船(公園のボートみたいの)で親父の弟と釣りにいったが夜になり、 
    島のそばで船を止めて船中泊。 
    深夜、弟が飛び起き「とにかく帰ろう!」と錨のロープを切って、櫓を漕ぎ出した。 
    帰って(帰りがけかな?)弟を問い詰めると、 
    「錨のロープに人が掴まり鼻から上を海面に出し、にやって笑った。」 

    その島に夜釣りに来てた人が、ちょっと離れたところにいる相方に、 
    「おおーい・・・俺の足元に死体があるぅぅ」 
    携帯などない頃で、瀬渡し船を呼べず朝までそのまま・・・ 
    近くの球磨川河口での入水者だったらしい。 

    この島は、明治初期に伝染病が流行った時、患者を島の中腹に生き埋めにした、と親父は言ってた。 
    「あんなところでキャンプは出来ないな。Y市の開発課はもちょっと調べてから・・・」 
    と言う俺に、「んなーこたない」と親父は言ってたが、その島のそばでは漁はしなかった。 
    地元の観光地を貶めるつもりはないが、これからキャンプの季節。 
    そこに行く人は線香の1本でも・・・おれはいかんが。 

    以上、方言のみ換えています。自分はO島出身。激しくローカルねた。 

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    268 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/05/28 16:36:00
    10年も前の話。 

    大学入ってすぐに、同じ講座を受けている中に,気になる女の子が出来た。 

    ボブカットで、夏でも長袖。下はズボンかロングスカート。 
    リングのピアスを、左右2個ずつしていて、ハキハキと喋る元気な子。 
    スレンダーで、身長も140cmないのに、全身からパワーが溢れていた。 

    構内で違反行為(違法ではない)が問題になったり、パーティークラッシュが起こると,必ず名前の挙がる、少し破天荒な彼女。 
    なのに、ふとした拍子に、疲れた様な、自嘲する様な表情をすることがあり、 
    相反する態度に、急速に引き寄せられた。 

    何度も誘った。その都度断られた。 
    「これから皆と遊びに行こうと思うけれど」 
    と言うと喜んで付いて来るのに、女の子とであろうと二人きりになろうとしない彼女。 
    誰にも心を許さず、懐かない、ネコのような存在。 

    彼女の事を知りたくて、僕の事を知ってもらいたくて、皆と居る時に色々な話をした。 
    そのうち、彼女も自分の事を話してくれるようになったが,全て大学に入ってからの事ばかり。 
    仲良くなれたかな?と思っても、偶然二人きりになると、怒ったような顔で逃げて行ってしまう。 
    「ああ、もしかすると本当は、すごくウブなのかな?」 
    なんて思うと可愛くて、余計に彼女が欲しくなっていった。 


    【余計に彼女が欲しくなっていった】の続きを読む

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    204 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/05/27 04:12:00
    小学生の時に友達から聞いてあんまり怖くて戦いた話。 
    なんか記憶が古くてあいまいで、おまけによく考えるとおかしい話だが 
    小学生の自分には目茶苦茶怖かった。 

    写真家の男が雪山に彼女を連れて写真撮影に行った。 
    途中吹雪き始めて、もう下山しようとした時には既に時遅く、テント張った 
    時には視界が全然利かなくなって、身動きとれなくなったそうな。 
    そうこうしてるうちに彼女の方が凍死なさりました。 
    んで男はちゃんと葬式して埋葬する為に遺体をシェラフに入れて運びながら、 
    その後吹雪の中を一時間歩いては一時間休息を取るという方法を取ったのだが、 
    なんでかテントの中で目が覚めると腐らないように雪の中に埋めておいた 
    彼女の遺体が隣にある。それが二回続いたところであんまり不気味だったもので、 
    カメラを連続シャッターにして雪の中に埋めた遺体に向けてセットして、 
    また休息をとった。その後も彼女の遺体は目が覚めると隣にあって不気味 
    だったのだが、男はなんとか下山して警察へも連絡をした。 
    後日その時の連続シャッターで取った写真を現像して見ると、 
    一心不乱に彼女の死体を雪から掘り起こす自分の姿が写っていた。 

      このエントリーをはてなブックマークに追加
    193 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/05/26 23:20:00
    友人がケガで入院して、友達と二人で見舞いに行ったときのことなんですが 
    結構大きい総合病院だったんで迷ってしまったんです。 
    ウロウロしてたらエレベーター見つけて、その前で待ってた男の人がいたので 
    「外科の病棟どこかわかります?」って聞いてみたんです。 
    その人も頭と腕に包帯してたし入院患者が着る服着てたから、外科で入院してる患者さんだと思って。 
    ちょうど上へ行くエレベーターの扉が開き、その人は中を指差してから入っていきました。 
    ああ、これに乗ればいいんだなと思い、一緒に乗り込みました。 
    エレベーターの中はその男の人(50代くらい)と僕と友達の3人だけ。 
    何か言ってくれればいいのに、と思いながらもついて行けばいいんだろうと思いながら 
    エレベーターの階数表示を見て、あれ?と思いました。 
    上へ上がると思ってたのに、降りていってるんです。 
    そしてB2階でエレベーターは止まりました。「あのー。」と言いかけると 
    その男の人はまた扉の向こうを指差しながら降りていきます。 
    僕と友人は顔を見合わせながらとりあえず降りました。 
    廊下は人影もなく静かです。 
    その男の人はまっすぐ歩いていき、ふたつ向こうの角を曲がるので慌てておいかけました。 
    ところが、角を曲がるとその男の人はいないのです。 
    どこか病室に入っちゃったのかな、と思ってたら一緒にいた友人が 
    「おい、戻ろう!」とすごい勢いで僕の腕をつかんで引き返し、またエレベーターに乗って 
    今度は受付で聞き、やっと友人の病室へ行くことができました。外科病棟は5階でした。 
    そして一緒にいた友人が言ったのですが、地下で角を曲がった時、向こうに見えた部屋は 
    霊安室だったというのです。お線香の匂いもしたって。 
    僕はあまり目がよくないし、少し風邪気味だったので何もわからなかったんですが。 
    その後、退院した友人が話してくれたのですが 
    無理やり看護婦さんに聞き出したところによると、あの日の朝交通事故で運ばれてきた人が亡くなってたそうです。 
    50代くらいの男性だったと。 

    このページのトップヘ