茶色い毛並みの兎だった。しかし何かがおかしい。 兎なのに、二本足で与太つきながら歩いている。 2022年02月15日 カテゴリ:怖い話 友達と二人で遊んでいた時のこと。村外れの山麓だったのだが、後ろの藪をガサガサと揺らして何か出てきた。 【茶色い毛並みの兎だった。しかし何かがおかしい。 兎なのに、二本足で与太つきながら歩いている。】の続きを読む
日曜に子供を連れ、ハイキングに行った。 半分程登った所で、子供が突然手を振り出した。 2022年01月18日 カテゴリ:怖い話 日曜に子供を連れ、ハイキングに行った。半分程登った所で、子供が突然手を振り出した。 【日曜に子供を連れ、ハイキングに行った。 半分程登った所で、子供が突然手を振り出した。】の続きを読む
ある黄昏時、いつものように公園で一人佇んでいるとすぐ横をタタタッと、まるで幼子が駆けていくような音がした。 2021年12月28日 カテゴリ:怖い話 彼の家は新興の大きな団地で、開けた山の中腹に在る。家から少しの所に小さな公園が作られており、よく散歩に出かけるのだそうだ。 【ある黄昏時、いつものように公園で一人佇んでいるとすぐ横をタタタッと、まるで幼子が駆けていくような音がした。】の続きを読む
ある黄昏時、いつものように公園で一人佇んでいると。 すぐ横をタタタッと、まるで幼子が駆けていくような音がした。 2021年11月02日 カテゴリ:怖い話 彼の家は新興の大きな団地で、開けた山の中腹に在る。家から少しの所に小さな公園が作られており、よく散歩に出かけるのだそうだ。彼曰く、そこの少し寂れた情景が好きなのだと。 【ある黄昏時、いつものように公園で一人佇んでいると。 すぐ横をタタタッと、まるで幼子が駆けていくような音がした。】の続きを読む
じゃんけんで負けた者を木に縛って置いて行こう 2021年10月31日 カテゴリ:怖い話 ある夏の夜、若者達が里の裏山の頂上にある神社で宴会をやっていたそうです。そのうち「じゃんけんで負けた者を木に縛って置いて行こう」ということになったらしい。 【じゃんけんで負けた者を木に縛って置いて行こう】の続きを読む
山に入ってすぐに、連れていた猟犬が興奮して走り出し暗い森の奥から犬の悲鳴が聞こえた。 2021年10月30日 カテゴリ:怖い話 彼の親戚に猟好きな叔父さんがいるそうだ。昔、地元で禁忌とされていた山に踏み込んだことがあるのだという。 【山に入ってすぐに、連れていた猟犬が興奮して走り出し暗い森の奥から犬の悲鳴が聞こえた。】の続きを読む
いつものように調子良く飛ばしてたら40~50才ぐらいで小汚い作業服を 着たおっさんのふらふら歩いてる後姿がみえた。 2021年10月29日 カテゴリ:怖い話 昔、車に凝っててよく冬以外の週末の夜は元カノと近くのスキー場のアクセス道路まで飛ばしにいった。 【いつものように調子良く飛ばしてたら40~50才ぐらいで小汚い作業服を 着たおっさんのふらふら歩いてる後姿がみえた。】の続きを読む
山から小僧が降りてきたら、その日はもう帰れ 2021年10月28日 カテゴリ:怖い話 山裾で土木工事に従事していた時のこと。現場に入る前、監督員におかしなことを言われたのだという。 【山から小僧が降りてきたら、その日はもう帰れ】の続きを読む
四つ葉のクローバーを探していた小学生の私を見て 母がクローバーのある所に連れて行ってくれると言った 2021年10月22日 カテゴリ:怖い話 庭でカタバミをかき分けながら四つ葉のクローバーを探していた小学生の私を見て母がクローバーのある所に連れて行ってくれると言った 【四つ葉のクローバーを探していた小学生の私を見て 母がクローバーのある所に連れて行ってくれると言った】の続きを読む
馬鹿でかい慰霊碑の前では呼吸が苦しく、顔を上げることさえ できなかった。 2021年10月21日 カテゴリ:怖い話 源平合戦の時代から明治維新まで、交通の要衝を見下ろすその山では、何度も激戦が繰り広げられた。 【馬鹿でかい慰霊碑の前では呼吸が苦しく、顔を上げることさえ できなかった。】の続きを読む