怖い話

    yamasha1102014_TP_V

    大学二回生の夏だった。 
    ある時期、加奈子さんという僕のオカルト道の師匠が、空を見上げながらぼんやりとしていることが多くなった。 
    僕の運転する自転車の後輪に乗り、あっちに行けだのそっちに行けだのと王侯貴族のような振る舞いをしていたかと思うと、ふいに喋らなくなったので、そうっと背後を窺うと、顔を上げて空をじっと見ていた。 
    「なにか面白いものがありますか」 
    と訊くと、「……うん」とは答えるが、うわの空というやつだった。 
    僕も自転車を止め、空を見上げてみたが雲がいくつか浮かんでいるだけで特に何の変哲もない良い天気だった。 
    その雲のうちの一つがドーナツのように見えたので、ふいに食べたくなり「ミスドに行きませんか」と訊くと、やはり「……うん」とうわの空のままだった。 
    連れて行くとドーナツを三つ食べたが、やはりどこか様子がおかしかった気がする。 

    【せんせいはこの街で誰よりもたくさん空を見てますよね 前編】の続きを読む

    yamasha1102041_TP_V

    これは帝釈山系の一山村に生まれ、木挽や炭焼を生業にしていたある男の聞き書きである 
    芹沢に生涯を過ごした彼が猟師として猟銃を手にしたのは25の時 
    病を機に筆をとり、長らく山に暮らした中で、常識では解釈のし難い現象が山では起こることを 
    世の語り草として遺して置こうと書き綴ったものである 

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    KUMA1892152_TP_V

    ある夜いつもどおり寝てたら、変な夢を見て目が覚めた。変な夢と言うのは、友達Aの母親が鏡の中から 
    俺に助けを求めてバンバン鏡の内側からこちらを叩いてる夢。目を覚ますと耳鳴りがしていた。 

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    KAI427027_TP_V

    オカ板のスレを適当にあちこち開けていたら 
    いきなり「戸○団地」という文字が目に飛び込んできてブルったわーwwwww 
    あの一帯は土地自体がアカンのかもな 
    実は25年ぐらい前、あの団地のすぐ近くに住んでたんだ 
    2階建てのアパートで、俺の部屋は2階の端 
    仕事で帰りが遅くなるので出勤時は電気を消し、いつも薄いカーテンを閉めて家を出ていた 

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    kazukihiro512124_TP_V

    私も10年前、別れた彼への恨みつらみをこじらせて神経を病み 
    2年のあいだ病院に入ったり出たりを繰り返したことがあった 

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    kazukihiro512173_TP_V

    正月早々から不快で不気味な事を言われてるんだが… 
    元旦の夜に10数年前に別れた元カノの親からお怒りの電話がきた 
    先月の中旬から俺らしき人影が元カノ実家を見ていて気持ち悪いとの事 
    (電話をする数分前まで居ただろう!とも怒鳴られた) 

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