怖い話

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    急いで部屋の鍵を開け、Tを先に上げ、俺は入る時に見てしまった、2階の廊下、階段を上ってすぐの所に女が立っているのを… 
    俺はすぐに鍵とチェーンをかけ、半狂乱になりながら部屋に塩を撒き散らした。 

    それから二人で気を張りながらも、玄関前に女が立っていたとか窓から女が見ていた何て事も無く、日本酒を浴びるように飲み、眠りについた。 

    次の日、二人共昼過ぎに起床し昨晩の事を話し、やはりお祓いしかないとなり、神社を探し結構近くにあり、連絡するとすぐにでも大丈夫という事で二人お祓いに行く事となった。 

    多少距離もある為、車で行く事にしたが昨晩の事が頭から離れず、ずっと後ろが気になって仕方無かった。 

    【全身から水が滴り落ちていた。 中編2】の続きを読む

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     しばらく歩いていたがやはりさっきの事が気になり、振り返るとさっきの女性は道路の中央に移動しており、俯きながらも俺の方を向いていた… 
    俺は少し恐怖を覚えながらも「歩けるなら大丈夫だろ」と気にしないように再びT宅へ歩を進めた。 

    俺は足早に歩いていたが後ろにある気配は消えない、それどころか近くなっているように感じ始めた。 
    俺は数年前に体験した恐怖が甦ってきた、またあんな目に遭うのかと… 

    そこから俺は振り向きもせず全力でT宅へ向け走り出した。 

    【全身から水が滴り落ちていた。 中編1】の続きを読む

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     それはある週末の事だ。 
    予定も入れず一人自宅でネットをしながらダラダラと過ごしていた。 

    ネットは楽しいがやはり飽きは来る 
    俺は休憩を入れて、ラーメンでも作るかと立ち上がり台所に向かおうとした時だった。 

    「キュイン」 

    懐かしの南○育ちの着メロが鳴った。 

    【全身から水が滴り落ちていた。  前編】の続きを読む

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    先生がまだ大学生の頃、学校近くのボロアパートの2階に一人暮らしをしていた。 
    ある夏の日、先生の部屋へ友人が遊びに来ることになった。 

    部屋中の窓を全開にした四畳半の窓際にもたれ掛かり、団扇と小さな扇風機で昼間の酷暑に耐えながら一人で友人を待っていた。 
    暫くして「カンカンカン」と外階段を上がってくる足音が薄い壁を通して聞こえてくる。 
    その足音は階段を登りきると廊下を渡り、まっすぐ歩いて一番奥にある先生の部屋の扉の前で止まった。 
    扉は真横にある共同便所が臭かったので暑くても閉めたまま。 
    先生は友人が来たのだろうと、窓際にもたれ掛かったまま反対側の玄関に向かって「開いてるよ」と声を掛けた。 
    しかし、いつまで待っても一向に扉が開く気配が無い。 
    不審に思って部屋を突っ切りこちらから扉を開けるとそこには誰も居ない。 
    トイレかと考え真横の共同便所を覗いてもやはり居ない。 
    他の部屋に入るような物音もしなかった筈だが、とにかくどうしようも無いので部屋へ戻った。

    【見てしまったモノはしょうがない】の続きを読む

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    流れぶったぎりの上に大した話でもないんだけど…千葉県にS公園ってデカい公園があるんだが、
    そこは昼と夜で全く雰囲気が変わる。 
    夜中2時頃に肝試しに行った時の事なんだけど、
    デカい公園だからか入口近くに公園の全体図が載った案内板が蛍光灯でボンヤリと照らされてるんだ。 

    【千葉県にS公園ってデカい公園があるんだ】の続きを読む

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    1年程前に夫の仕事の都合でとある県に引っ越しました。 
    5歳の息子がよく癇癪をおこして近所迷惑になるため、1件屋を借りました。 
    隣には50代の女性が住んでおり、すぐに仲良くなりました。 
    夫を亡くして一人暮らしをしており子供もいないため、息子のことを可愛がってくれました。 
    竹トンボみたいな懐かしいおもちゃやフルーツ餅などの駄菓子を良くくれました。 

    昨日、買い物から帰ってくるときそのお隣さんがうちの家に向かっているのが見えました。 
    手には棒キャンディーを持っており、庭先で遊んでいる息子にあげようとしてくれてるんだなと思いました。 
    すると、庭先に入る前、息子から死角の位置で立ち止まりました。 
     
    【いつから知ってたの?】の続きを読む

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    彼は肉を食べない。 
    菜食主義者な訳ではなく、ただ単に好きではないだけだと言う。 
    その証拠に魚は好物でメザシや一夜干し等の干物は食卓に欠かさない。  
    秋刀魚の時期になるとさも旨そうに2本は平らげる。 
     
    なぜ肉が嫌いなのか?と聞いた事がある。 
     
    話してもいいがお前も肉が食べられなくなるかもしれないぞ。という答えが返って来た。 
    そんな酷いトラウマがあるのかと内心怯んだが 
    何の事は無い。昔、おじさんが結婚するよりも以前、屠殺場で働いていたのだと言う。 
     
    毎日家畜を解体していて気持ち悪くなったのか、それとも現場の杜撰な衛生管理を知っているので食う気になれないのか。 
     
    【彼は肉を食べない】の続きを読む

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    昨日の晩、トイレに起きたら部屋の前にもやっとした煙の塊みたいなのがいた。 
    そいつは足元がぼんやりしてたけど上半身?は完全に人の形で、目と口に当たる部分は黒い穴があった。 
    CGみたいな不自然さは無くって、ただの煙が人型のビニール袋に詰め込まれたみたいな感じ。
     
    【部屋の前にもやっとした煙の塊】の続きを読む

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    みんな今起こった事を理解しようとあぁだこうだと言い始める。 
    「Dのお母さんが呼ぶはずはない。一人っ子のお前を殺すなんて考えられん。」 
    Dのお母さんは、少し前の台風で亡くなっていた。 
     
    この日降りた場所の対岸にある島で、夫婦で小さい寿司屋を営んでいたが、一人っ子の息子が 
    心配で、台風の中、夫婦で車で帰宅途中、道路が陥没し車ごと海に流され父親は助かったものの 
    母親は、溺死していた。 
    みんなその事を知ってし、葬式にも出てる。 
     
    厨房にもなってもそれぐらい溺愛されていたんだから、疑う余地がないと言うのが、 
    みんなの意見だった。 
    また、みんな黙る。 
    Eが言い出した。 
     
    「D君、運転中にも途中の直角カーブの直前で、急にバンザイして、俺、凄い慌てて、 
    後ろからハンドル握って、体倒して死ぬかと思った。」 
    もう、それ聞いて、みんな青ざめた。 
     
    【夜景見ながら厨二病的に浸る 後編】の続きを読む

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