74 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/05/11 21:55:00
今から10年ほど前のこと当時漏れは高校生だった、これはその時の話。
高校最後の夏休みということもあり
悪友3人と漏れとでバイクでの心霊スポット巡りに出掛けることになった。
悪友Aの家に集合し「何処から攻めようか?」という
話になったところでまずは地元のスポットに行く事になった。
漏れの地元は大阪北東部の普通の街、漏れ達はそこにある
高校の同級生なんだが、地元のスポットは漏れ達の高校から
さして離れていないところにある。漏れ達は早速そこへ向かうことにした。
そこへ行くには峠道を通らなくてはいけないのだが
いきなり漏れのバイクのバルブが切れた、それもHi、Lo両方だ。
しかし中止にするのはバカらしかったので、悪友達に事情を
話して漏れは編隊の真ん中にいれてもらうことにした。
そして問題のスポットの少し前のY字路で休憩することになった。
皆、バイクを停めてタバコに火をつけて今日のことについて
話し合っていた、そして話が途切れて辺りを静寂が包んだ頃、
Y字路の谷(崖)の方から「待て。。」と声を掛けられた。
漏れ達はすぐにお互いを見合った、そこには街灯があり
闇に乗じてこっそり「霊」を装うことは無理。
というより先ほどの「声」はそこにいる誰の「声」でもなかった、