不可解な話

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    74 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/05/11 21:55:00
    今から10年ほど前のこと当時漏れは高校生だった、これはその時の話。

    高校最後の夏休みということもあり
    悪友3人と漏れとでバイクでの心霊スポット巡りに出掛けることになった。
    悪友Aの家に集合し「何処から攻めようか?」という
    話になったところでまずは地元のスポットに行く事になった。
    漏れの地元は大阪北東部の普通の街、漏れ達はそこにある
    高校の同級生なんだが、地元のスポットは漏れ達の高校から
    さして離れていないところにある。漏れ達は早速そこへ向かうことにした。
    そこへ行くには峠道を通らなくてはいけないのだが
    いきなり漏れのバイクのバルブが切れた、それもHi、Lo両方だ。
    しかし中止にするのはバカらしかったので、悪友達に事情を
    話して漏れは編隊の真ん中にいれてもらうことにした。
    そして問題のスポットの少し前のY字路で休憩することになった。
    皆、バイクを停めてタバコに火をつけて今日のことについて
    話し合っていた、そして話が途切れて辺りを静寂が包んだ頃、
    Y字路の谷(崖)の方から「待て。。」と声を掛けられた。
    漏れ達はすぐにお互いを見合った、そこには街灯があり
    闇に乗じてこっそり「霊」を装うことは無理。
    というより先ほどの「声」はそこにいる誰の「声」でもなかった、

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    274 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/09/09 00:22:00
    私がまだ保育園に通っていた頃。 
    近所に野良猫の一家が住み着いていた。 
    人懐こい子猫が多かったのだけど、一匹だけどうしても慣れない猫がいた。 
    口元にギャング風の黒マスクがあるその猫に、「ブーボン」と名を付けた。 
    子供だった私が当時思いつく限り最大級のヘンな名前である。 
    猫マンマを与えても、一匹だけみんなから離れて威嚇していたブーボン。 
    威嚇しているうちにいつも食べ損ねて、やせっぽちだったブーボン。 
    だから、ブーボンが初めて自分から私の側にやってきて、膝にのり、 
    抱っこさせてくれたうえに、腕の中で一時間も眠った時には本当に驚いた。 
    そして次の日ブーボンは死んだ。 
    道路に横たわり動かなくなったブーボンを見て、私はただ悲しくて泣いた。 
    突然抱っこさせてくれたのは、今思えばお別れの挨拶だったのかな。 


    これは五、六年前。 
    学生だった私はある日、実家で飼っていた灰色猫の夢を見た。 
    灰色猫が普段使っていた食器の前に大きな虎が居て、猫マンマを食べている。 
    私は灰色猫が居ないのが気になって、家の中をうろうろ探し回っている。 
    どうしても、灰色猫は見つからず、ただ虎が猫の居た場所に居座っている。 
    寂しくて寂しくて、泣きながら家の中を探して回っている。 
    そんな夢を見た日の夕方、実家から灰色猫が死んだと知らせがあった。 
    何の前触れもない突然死だった。 
    あの夢は、虫の知らせだったんだろうと、今も思っている。 

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    10 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2002/06/30 14:13:00
    私が小学生の時の同級生にNちゃんという、体が弱くていつも入退院を 
    繰り返している女の子がいました。 
    病名は先生も特にみんなに伝えなかったので知りませんでした。 
    6年生の3学期、入院中のNちゃんに「みんなで卒業しようね」とクラスのみんなで手紙を書きました。 
    卒業式の日を間近にしたあるひの3時間目のこと、私は窓際の席だったのですが、 
    急に光が刺してきてまぶしくなってカーテンを閉めようとしたらその光が 
    空に向かって伸びて行きました。 
    友達も目撃していて、「今の見た?変じゃない?」と話していました。 
    すると校内放送で先生が呼ばれて先生が職員室に行くと、泣きながら教室に戻ってきて 
    それにおどろいた男子が「先生、どうしたの?」と聞くと 
    「たった今Nちゃんのお母様から電話で、さっきNちゃんが亡くなったそうです」 
    みんな呆然としていて、中には泣き出す子もいました。 

    私と友達は、さっきのあの不思議な光はきっとNちゃんで、みんなに別れを言いに 
    きたのかなぁと思いました。 

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    331 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/01/30 23:48:00
    ウチの親戚の葬式に出たとき、そこの地域は土葬だった。 
    棺桶を担いで墓地に行き、火葬しないで埋める。 

    参列者がまずちょっと掘ったら、プロがガガ~っと穴掘って、棺桶を入れて、 
    参列者がちょっとずつ土をかけたら、プロがガガ~っと埋める手筈。 

    で、プロがガガ~っと掘るとこまでいったんですが、 
    「ありゃ~ぁ、水が出ちゃったヨ。だめだなこりゃぁ。」とか言ったりする状態に 
    なってしまった。 

    で、予定よりだいぶ浅い穴のまま埋葬する事になってしまい、とりあえず参列者が 
    土をかけた後、ガガ~っていく程もない程度に土をかけて、とりあえず棺桶は 
    見えなくなった。これで終わりと思ったんです。でもまだ続きがありました。 

    どうやら、墓標を立てるらしいんです。でも立たない。土が少な過ぎて。 
    で、どうするかというと、穴掘り業者さんが「お~い! 早くしろ!」とか言って 
    出てきたのはドリル! 

    ドリルで、「んが~ぁぁぁ!」とか言って縦穴を掘ってしまっているんですが、 
    どう考えてもそれって……… 

    無事(?)墓標は立ちましたが、有る意味とても怖かったす! 
    故人は、人格者として生前は多くの人に慕われたとてもいいひとでした。 

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    163 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/04/08 22:38:00
    3年前。死んだ爺さんが夢に出てきた。 

    俺は、気づくと母方の婆さんの家にいた。 
    小さい頃、よくたむろってた叔父さんの部屋だった。 
    辺りを見回したが、俺以外誰も居ない。 
    と、思ったが。 
    隣の居間に死んだ爺さんが立っていた。 
    俺の記憶の中の爺さんは、無口でいつもしかめっ面をした 
    頑固爺だったが・・・そこに居る爺さんは、気持ち悪い位の笑顔をしていた。 
    急いで玄関へと走った。 
    玄関について、顔を上げるとやはり。爺さんは、ソコに居た。 
    「やっぱ。幽霊なんだ・・・逃げられやしないな」 
    夢の中の俺は、やけにあっさり諦めて 
    居間へと戻った。コタツを挟んで、爺さんと向かい合う。 
    その時は、既に不思議と怖くなくなっていた。 
    「で。なんのようなんだ?」 
    爺さんの顔からは、笑顔が消えて急に真面目な顔をして、 
    「おまえもそろそろだから・・・」と言った。 
    「そっか・・・」 
    気がかりだったのは、付き合っている彼女の事だけで、 
    もうすぐ死ぬんだなと思っただけだった。 
    「死ぬのは、俺だけなのか?」 
    「他にもいっぱい」 
    アバウトな答えが帰ってきた。 
    「○○子は、大丈夫なのか?」と聞こうとしたが 
    そこで夢から覚めてしまった。 

    あれから3年。まだ生きてるんだけど・・・ 
    なんだったんだ? ジジイ! ( ゚Д゚)ゴルァ! 

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    179 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] : 投稿日:2003/05/03 04:23:00
    上の方で劇場の話があったんでそれ関係の小ネタをば。

    私大道具やってたんですが、
    劇場での幽霊話はない方が少ないってくらいよくあるんです。
    東京の某有名劇場なんかでは幽霊に名前をつけてたりしますし。
    それに、仕込みとかで幽霊がでたらその公演はあたるみたいな話にもなってたり。

    で、その劇場でおもしろい話がありまして。
    うちら演出部は、セットの作りとかから、客入れ(会場)から次の場面転換までずっとセットの裏なんかで
    スタンバイしなきゃいけない時があるんですね。業界用語で「飼い殺し」っていうんですが。

    で、ある公演で先輩がその飼い殺しをやってたんです。
    最近の芝居は緞帳を使わない場合が多いんで客入れの間セット裏は真っ暗なわけです。
    初日も無事終えてしばらくして、その先輩が変なことを言い始めたんです。
    客入れの間、ずっと誰かが自分に声をかけてくるんだ、と。
    でもその周りには誰もスタンバイしてないんですよね。
    そんな話を聞いた舞台監督さん、わかったように「ああ、じゃあこの公演は成功だな」と笑うぐらいで。

    で中日ぐらいですか。その先輩が担当変えてくれと泣きついてるんですよ。
    話を良く聞くと、セットのうらからキッカケをとるためにのぞき穴みたいなのをつくってたんですね。
    客入れのとき、どうしても気になった先輩がそののぞき穴から舞台をのぞきこんだらしいんです。
    すると、だれもいない筈の舞台上で子供たちが遊んでるのを見たらしいんです。
    んで、その先輩のかわりに何もしらない新人君がやるようになったんですが、
    それ以来何も起こらなかったみたいです。

    で、千秋楽。芝居はTVタレントが多かったにもかかわらず劇評は上評判。
    でも、その打ち上げで、主役の役者二人が口をそろえていったらしいです。
    「子供に戻ったように芝居を楽しめた」と。
    その芝居以来二人は舞台役者として評判をあげることになるわけですが・・・

    まあ、そんな感じ話です。
    怖くないですな・・・すまん。

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    140 : 自転車小僧 ◆IBmI/K76EY [sage] : 投稿日:2003/05/02 21:36:00
    自分の勤める会社の工場で起こった話。
    自分の勤める会社は電子関係のメーカーで工場はクリーンルームになっています。
    今のように携帯電話やPCが普及して生産が追いつかない時は24時間体制で工場を
    稼動させるようになっています。
    クリーンルーム内の作業はクリーンスーツと言う上から下までつなぎの不織布で
    作られた服と目の部分しか開口部のない帽子とマスクを付けて行います。
    見た目は今話題の白装束集団と似てますが・・・。
    で、クリーンルーム入室時にはエアーシャワーと言う空気を噴射してホコリやゴミ
    を除去する部屋があります。
    前置きが長くなりましたが、夜間にクリーンルーム内で作業をしていると時折無人
    のはずのエアーシャワーがゴーッと音を立てて噴射することがあったりします。
    これくらいは誤動作も考えられますし、センサーの異常かも知れないので普通は気に
    しませんが、ごくまれにいないはずの人がいたりするんです。
    クリーンルーム内はいくつかの部屋に分かれているんですが、その扉の窓にクリーン
    スーツ姿の顔が覗いていることがあるんです。しかし、扉の窓と言うのは廊下からの
    光を遮るために遮光フィルムが貼ってあり中からも外からも姿が見えるということは
    ないんですが・・・。
    それから作業している人数が一人多いと言うこともあるようですが、お互いの顔が見
    えないので一人や二人増えていても余り気にしないようにしています。

    ところが、ある夜間作業の時、交代でクリーンルームに入ると現場は作業途中でほっ
    たらかしにされて誰もいないと言うことがありました。
    そこで更衣室や休憩室を探すと逃げ出した作業員たちが震えていました。
    話を聞くと作業をしていると白い半透明の女性が赤ん坊を抱いて壁から出てきて反対側
    の壁をすり抜けていったとのことです。
    工場内で死んだ作業員もいないし、工場用地が墓地だったと言うこともないし、なぜそん
    なものが見えたのかはいまだに分かりません。
    とにかく説明のつかないことが起きたのは確かです。

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    675 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] : 投稿日:2003/03/03 03:33:00
    1年前、ここに引っ越してきたんだけど、
    引っ越してからしばらく(10日くらいかな?)たった日の夜、
    誰かが来たので出て行くとスーツ姿の男の人が。
    「エリコいますか?」ときかれ、「いや、ここへは最近入ったんで
    もう引っ越されたんじゃないですか?」と言ったら
    ちょっと驚いた様子で「あ、すいませんでした」と帰っていった。
    が、また1週間くらいたった日の夜、同じ人がまた来て
    「エリコ(ry」ときく。ハァ?またかい、と思って「いません」とドアを閉めた。
    その後もだいたい1週間おきくらいで「エリコ(ry」と来続けた。
    ある日いい加減にしろって一言言ったろと思って
    チェーンかけてドア開けて「もうその方は住んでないですよっ!」
    とちょっと強めの口調で言ったところ、
    チェーンいっぱいまでドア引っ張って「エリコ!!いるんだろ!」
    と家の中に向かってその人が叫びだした。


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