黄昏時によく、民家の屋根の上で踊り狂う黒い影があった。 2022年02月08日 カテゴリ:不可解な話 彼女の実家は山奥深い村で今は廃村となってしまったが、そこで奇妙な物を幾度となく見たという。黄昏時によく、民家の屋根の上で踊り狂う黒い影があった。上から下まで真っ黒で、細長い手足をくねるように振り回していた。人型ではあったが、不気味なことになぜか頭が見当たらない。初めは見えて当たり前な物だと信じていたが、友達にはその影が見えないと知り、人前では口にしなくなった。詳しく調べた訳ではないが、黒影が踊っていた家では、その直後に不幸が訪れていたらしい。知り合いのお婆さんに「厄災がそういう形で見えるんだね」と言われた。村を出てからは、そういった影は見えなくなったのだそうだ。 「不可解な話」カテゴリの最新記事 コメント コメント一覧 (1) 1. 疲労困憊 2022年02月09日 17:08 逢魔が時。此の時間帯、刻、というのは一番危険であることを覚えておこう。 丑三つ時よりも危ないという事を。。。。 車のライトを譬えにしてみてもわかるだろうか コメントする コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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丑三つ時よりも危ないという事を。。。。 車のライトを譬えにしてみてもわかるだろうか
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