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ある夏の夜、若者達が里の裏山の頂上にある神社で宴会をやっていたそうです。
そのうち「じゃんけんで負けた者を木に縛って置いて行こう」ということになったらしい。

縛られた人が嫌がったか、度胸を示すために頑張ったかは忘れました・・・
とにかく、一人を残して皆は引き上げた。

翌朝、縛りつけた若者のヒモをほどきに仲間たちが神社に行くと
境内の木の下で、縛られた若者は眠っていた。
しかし、近づいてみると彼は眠っていたのではなく、目を見開いたまま
気がふれていたそうです。

何かを見たようなのですが、言っていることがめちゃくちゃで
何を見たかは分からなかったとか。

70年代末、東京郊外での話だそうです。
野外学習中、引率の先生からその神社の境内で聞きました。