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みなさんは夜中の滝を見たことありますか? 俺は、あります。
日光の湯滝なんだけど、そりゃもう凄かった。

とにかく言葉では表現できない。迫力だとか、荘厳だとか、不気味さとか、とにかくあらゆる事象の表現を超越していた。また、その怖さもハンパじゃなかった。

夏の深夜1時ごろだったんだけど、そこだけ季節が違う
んじゃないかと思うくらい寒かった。そして、その場でどんな
怪異が起きても不思議じゃない雰囲気だった。
とにかく夜中の滝は一見の価値ありです。

で、本題はここからです。それは深夜のドライブだったんだけど、
湯滝を見た俺たちはそれから金精峠を越えて群馬県に入りました。

そこで見たんですよ。ちょっと信じられないモノを。

それは金精トンネルを抜け、菅沼を通り過ぎたあたり。そのへんは照明など全くなく、あいにくの曇り空だったため星明かりもなく、車のライトを消せば漆黒の世界でした。そしてあるカーブを抜けた時、
対向車線を1台の自転車が走ってきたんです。

それは、夏にはよく見かけるツーリストでした。昼間だったら別に珍しくない光景ですが、時刻は深夜2時。しかも一人。そして場所は国道120号線の丸沼と菅沼の中間あたり。

どう考えても普通じゃないです。

彼はこちらを見ることもなく我々とすれ違いましたが、俺は振り返って何も見えなかったらパニックになりそうだったので、バックミラーも見ずにそのまま走り続けました。後で助手席の友人に聞いてみたら、やっぱり怖くて後ろは見なかったそうです。はたして彼は生身の人間だったのか、
それとも・・・?