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仲のよい兄弟が山へ狩りに行ったが、狩りの途中で弟とはぐれてしまった。
兄は弟を探すんだが、なかなか見つからず、とうとう夜が来てしまった。

兄はしょうがねーなと山の中で一晩過ごすことにした。
山の中は一寸先もも見えない真っ暗闇。時折、野犬の遠吠えが聞こえる。

いつ、獣に襲われるかわからん状況に兄は内心かなりびびっていた。そん時、
遠くから自分を呼ぶ声が聞こえる!お~い…お~い…

かなりびびっていた兄は「これは妖怪の仕業かぁ~!」と思い、声の聞こえる方へ
鉄砲をぶっ放した。そうしたら自分を呼ぶ声はもう聞こえなくなったので兄は
安心して眠りについた。そして

夜が明け、朝になって声のした方向へ行ってみると鉄砲で撃たれた弟が死んでいた。