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ある曇りの日、山に登っていると、
後ろから足音が聞こえてきた。

振り返っても誰もおらず、
自分の足音が反響しているだけだと思って無視していると、
だんだん足音は大きくなり、数も増え、
最終的には軍隊の行進のように盛大に聞こえてきた。

立ち止まると音は止み、
再び歩き出しても自分の足音しかしなかったと言う。