18の頃まで「見えた」私と「聞こえた」弟。 2021年07月30日 カテゴリ:不可解な話 18の頃まで「見えた」私と「聞こえた」弟。中学生の頃の夏休みの話。親戚の家に行く途中、私は高速を走る車内から外を眺めていた。山が連なる単調な景色に飽きていた弟は後ろで寝ていた。同じような山の中、一つの山の上に何かが見える。一瞬のことだったが、「それ」は山の頂上から空に向かって伸びる、長い蛇のしっぽの様に見えた。「なんやろ、あれ。」つぶやく私に、寝ていたはずの弟が答えた。「女の声やけど古すぎてなんて言うてんのかよう解らん。」 「不可解な話」カテゴリの最新記事 コメントする コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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