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2人で雪山登山していたが遭難し、途中で1人が死んでしまった。
なんとか途中の山小屋まで遺体を運び、助けを待つことにした。

仲間とはいえ遺体の側では寝れないので
遺体から離れた場所で眠りについた。

何時間眠っただろう、ただならぬ気配で目が覚めると
離れた位置に置いておいたはずの仲間の遺体が
自分のすぐ隣にいる。
気味が悪くなってまた遺体から離れた場所で眠った。

また目が覚めると仲間の遺体がすぐ隣にいる。
遺体が歩いて来るはずはない。
もしかして生きているのだろうか、と思い確認してみるが息はしていない。

疲れているんだろうと思い、また遺体から離れて眠るが
目が覚めるとまた隣にいる。

遺体が動いている。

自分が眠っている間に何が起きているのだろう。
それを確かめるために、持ってきていたビデオカメラを回したまま眠りについた。

目が覚めるとやっぱり隣に遺体がいる。
恐る恐るビデオを確認した。
そこに写っていたものは、起き上がり自分の寝床まで仲間の遺体を引っ張ってくる
自分の姿だった。

遭難、仲間の死という極限状態の中での人間の心理的な恐い話かな。