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小さい頃住んでた家の階段の話なんだけど、壁からたくさん手が生えるんだよね。
白っぽい半透明のすらっとした女の人の手って感じの。

怖い感じじゃなくて、階段から落ちそうになった時、フワっていっぱい生えてきて自分を支えてくれるんだ。
だから味をしめてよく一人で、階段でジャンプして、その手に支えてもらって着地するっていう遊びをしてた。
なんとなく、見つかっちゃいけないと思って家族の前ではやらなかった。

でもある日、家族がその場にいる時に不注意で足を滑らせてしまった時は手は生えてきてくれなくて、見事に転げ落ちてしまったんだ。
めちゃくちゃ痛かったしもう助けてくれないんだと思って、それ以来ジャンプの遊びもしなくなって、割とすぐ引っ越しもしたから、あれが何だったのかわからない。

小さい頃の記憶だから夢なのかも知れないけど、その家は他にも色々とヘンな事があったから、何となくそういう家だったのかなって思ってる。

大人になってから、その家の台所に夜になるといつもいた女の人の話を家族にしたら、そんな人いない、やめて怖い、とドン引きされたし。
朝起きると窓から光る白い玉?がたくさん入ってくるのとかも、よくよく考えたらおかしいしな。