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保育園の年中で5歳位だったかと思います。
父は長距離トラックのドライバーで、当時の記憶ではほとんど家にいなかった。

そんなある日、高熱を出して寝込んで居た時のこと。
部屋の戸を閉める音でふと目が覚めて、廊下を歩く音が遠ざかるから母がトイレに行ったのかな?と、寝直そうと戸を背に母の布団側を向いたら母が寝てる。

当時の記憶では、上が障子で下がすりガラスだったから戸を閉める音で目が覚めた時、すりガラス越しに人影が見えたから母だと思ってたけど、ちゃんと布団で母は寝てるし父は仕事でいなかったからあれは一体誰?って。

30年以上昔の話だから、詳細はボヤけてしまったけれど物心ついて初めての不思議体験だったから、凄いインパクト強くて未だに忘れられないです。

その後っていうのか?少し思い出したので。

布団で寝てる母を見て、じゃあさっき出て行った人は誰なんだろう?と気に成って、母を起こそうと布団から出ようとしたら廊下から足音がして、どんどんこっちに向かって来ているのがわかって慌てて布団をかぶって寝たふりをしたんだけど。

戸がスゥと開く音がして、部屋の中に入って来たから更に目をギュッとつぶって息を殺してたら、その足音が枕元迄来て止まったんだけと何故か?上から見下ろしてるのがわかって怖いし、心臓はバクバクいうしでどうして良いかわからなくて泣きそうに成って。
しばらくその状態だったから、泣いてたのかも知れないんだけども…うつ伏せに成って、布団の隙間からちょっとだけ見た時にやっぱり足が有ったのね。

その後は確か足音が母の方に行って、まだドキドキしつつも恐る恐る見たら誰もいなくて母が寝てるだけだった。

今思い出して、怖かったっていうのに忘れてたのもかなり不思議。あの足何だったんだろう?