昔、山に牲を渡さないといけなかったらしい
山には恐ろしい何者かがいると言われている
その山に年に1回子供の牲を渡す、その子供は山に入ると帰っては来れない
そしてその一年間は作物は良く育つ
そして2年後、俺が産まれた
俺は牲に選ばれた、まだ赤ちゃんだったのでハイハイだったが俺は坂を登り森に入って行った
だがある日、俺がなんと帰ってきた
村は大騒ぎ、どうして帰ってきたのか皆は混乱していた
するとそこに黒いマントみたいな物で顔を隠した人が来た
「その子はまだ小さい、まだ来る時じゃない」と言ったらしい
そう言って何処かえ行ってしまった
そしてそのまま俺は生き残った
その話を聞いたのは俺が6、7歳の頃
多分、話が間違ってる所があるかも知れないが
そして最後に親父が言ったこと
「あの黒いマントの人、お前を探してるよ」
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