部屋を見るとストーブの火は消えているんだけど送風はついたままで
そのストーブの前に大人の人がいるんだよね
寝る前に母親がストーブ消してたから、ああまだいたのかと思って声をかけた
そいつの背後から声をかけたんだけど、声をかけた瞬間
そいつの首がガクンと背中側に折れ曲がってこっち見てきた
横に回転するんじゃなくて縦に折れ曲がったのな
見たことのない親爺だった
そのままトイレ済ませてからベッドに戻り、布団をかぶって震えてたんだけど、知らぬ間に寝てたようだった
起きている間、顔がもとに戻ったそいつはずっとストーブを見続けてた
コメントする