N811_hurubitatannsunohikidashi_TP_V

俺のおじさん話してくれた話
俺がまだ小さい頃

俺たち家族は引っ越したらしいそこで家具とか荷物を新居に入れているとき、ちょうどお隣さんが引っ越すみたいで家具をまとめたりしていた
おじさんとかが荷物入れている最中にお隣さんのお兄さんに声をかけられたそう

どうもお隣さんのおばあさんが他界してそのおばあさんがつかっていたタンスが理由は分からないが捨てるに捨てれないらしい
それで俺たちに使って欲しい、と普通なら気味が悪くてお断りするんだが、おじさんは断るのが苦手な人だったらしく家具をもらうことにした
でもそのタンスがお隣さんのおばあさんのものってことはおじさんが気を使って誰にも言わずに家に置いたらしい

その夜、俺はどうもぐずっていたみたいでうるさいから寝かされた、そのタンスのおいてある部屋で、しばらくして俺が叫ぶように泣いているので親とかが飛び起きて見にきたらしい
そこで俺にどうしたのか聞くと、タンスのところにおばあさんがいる、と俺が言ったらしい

そこでおじさん人生で一番ゾクッてしたそう

そのあとは夜中なのに業者に来てもらってそのタンスを持っていってもらったらしい
ちなみに俺はそのときの記憶はまったくない