HIRO1018079_TP_V

年の近い従姉妹が若くして亡くなった時の話。
葬式は家族全員で行ったが
49日は母だけが田舎に帰った。

帰ってきた母の話によると
「従姉妹がまだ成仏していない」
「階段を上り下りする足音がする」と怖がって
家族全員で毎晩拝んでいたらしい。

その話を聞いて私は
「家族から怖がられるなんて可哀相に!」
って母に言った。

その子の事を考えてたせいか
その夜、田舎のいとこの家の夢を見た。

夢の中でもその子の葬式をやっている。
何気なく外へ行こうと、ドアを開けて
閉めたらドアの影に従姉妹が立っていた。
夢の中だけど、完全に見てはいけないものと認識して
心臓が止まりそうだった。

と、死んだはずの従姉妹が
「○○ちゃん…」と私の名前を呼んで手を伸ばしてきたので
私は全速力で逃げた。

逃げながら叫んだこと。
「ごめん!やっぱり私も怖い!可哀相だけど怖いよー!!!」

そこで飛び起きたんだけど汗びっしょりだった。

何が怖かったってそのあと。
母がうなされてる私を起こしてくれたらしいんだけど
「あの子が来た?」って聞いた。