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親戚の住む街だが、そこに住む人ならみんな知っている老舗の話。
なぜか必ず代ごとに軽い知的障害の娘が生まれてくる。

ほぼ三十年ごとにおつむのちょっと弱い娘が誕生するわけ。
知的障害といっても軽いのでなんとか身辺自立はできる。

就職してまともに働くことはできないが、なんとか家事はこなせるので
その家では三十年ごとに家をつけて嫁に出すらしい。

当然貰い手もその家とは釣り合わない貧乏な家になるが。

なぜ毎度お定まりのように知的にハンディを抱えた娘が生まれてくるのかはなぞ。
ご先祖様がかなりの恨みをかうようなことをしたのかもしれないが・・・