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山中湖の別荘持ってる友達が別荘を持って2年目くらいのことだった。
仕事上の知人を接待した次の日で、1人きりだった。

夕飯をすぐ近くのレストランですませ、ビールなんかも飲んでいい気持ちになり、フラフラ歩いて別荘に戻ろうとした時だった。
自分の別荘の2,3軒手前に空き別荘があって、1年くらい人が入っていなかったのだが、そこに明かりがついている。
(へー、売れたんだな)と思い、ちょっと覗いてみた。

明かりは白熱電球系の黄色い光で、なんだかユラユラしている。

そのうちにツツツーという感じで屋根より高く上がった。
大きさは大人の男の握りこぶしくらいだが、近くで見ればもっと大きかったろう。
(ああ、火の玉か。こんなところで珍しい)と思ったそうだ。

黄色い光はやがて大きな電柱より高く上がって、湖のほうに流れるように飛んで消えてしまった。
別荘の友達は別荘を持ってもう5年だが、見たのは一回きりだった。

「貴重なものが見られてうれしく思っている」と言っていた。