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昔幼馴染と一緒に女の子と近くで有名な肝試しスポットに行ったときのこと 
そこは、車で峠を越える途中にあって、俺は初めてだったんだけど幼馴染は割と何度か行ってて 
南側から通った時はいつも無いんだけど、西側から通ったらいつも嫌な感じがするんだと 
で、その時は西側から行ったわけ 

幼馴染が運転手で俺が助手席で、女の子達は後部座席っていう状態で賑やかな感じだったんだけど 
幼馴染が本当に怖いからって、全部のドアをロックして、当時でも珍しい手動でくるくるする窓も全部閉めきって臨んだんだよね 
それでその場所を通過してさ、女の子はまあキャーキャー言ってて、俺は何とも感じなくて楽しくワイワイ言ってたんだけど 
幼馴染だけ真顔で、「ヤバイ、多分憑いて来てる」とか言うの 
俺らは相変わらずのノリで、「えーヤバイじゃーん」とか言ってた 

でも、ふもと迄降りてふと見ると、俺のとこの窓だけちょっと開いてんの 
「いや俺触ってないし!」ってちょっとびびってたら、その窓が少しくもってて、 
そこに手形が付いてんのに気付いた 
どうにも内側からついてんのね、その手形 

恐る恐る俺の手を触れない様にあわせてみたら、一回りくらい小さい 
試しに後ろの女の子達の手と比べたけど、どうにもちょうどよくない 

「ぐえー!」っつって車にあったハンカチで拭いて街迄車をとばして戻ったんだけど 
今度はそのハンカチが誰のやねんって話になって、 
超怖くって道に捨ててくわばらくわばらっつって、まあそれで終わりです