小学生の頃。本が大好きだった自分は毎日一冊ずつ図書室で本を借りて帰るのが日課だった。
ところがある日、借りた本を鞄にしまわず、そのへんに置いたまま校庭で遊んでから帰路に着いて、
家に着いてから本がないことに気付いた。
ありゃー、と思って、翌朝は早めに登校して本を置いたと
思ってた場所に行ったんだけど、見当たらない。
困ったなーと思いながら図書室に行って、司書の先生(いろいろあってものすごく仲が良かった)に
報告した。それから必死で探したんだけど、一週間経っても本は見つからなかった。
このへんでまた司書の先生に報告しとかなきゃなと思って図書室に行って、
「ごめんなさい、まだ見つかりません」と言ったら、
「え?何言ってんだお前?こないだ『ありました!』って持ってきただろ?」
と言われた。確かめてみたら、確かにその本は書架に戻って来ていた。
先生が自費で同じ本を買って補完しておいてくれたのか?と思ったけど、貸出シールとかも借りた時のままだった。
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