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俺の一人暮らしの部屋であった話。 
ある日、ガシャポンでとったフィギュア飾った。 
カラーボックスの上にある、ちょっと安定の悪い棚の上。 

すぐに倒れそうなほど安定が悪そうには見えなかったんだが、 
何か落ちた音したと思ったら、ガシャポンがなくなってた。 
探してみたら家具のすきま(部屋の角に四角いデッドスペースがあった) 
にあって拾うの面倒だし、 
ダブったフィギュアがまだあったから、 
同じものを同じ場所にまた飾った。 

しばらくしたら、またフィギュアが落ちた。 

探したら、同じすきまに落ちてた。 
そのカラーボックスの周りは配線の都合上、ボックスの後ろ側にもすきまがあって、 
フィギュアは壁に近い方に置いてたから落ちるなら壁(後ろ)の方が自然な気がして、 
ちょっと不思議になった。

そのフィギュアの手前は、同じようなフィギュアがあったんで(真正面じゃないけど) 
なんで壁に近い方のフィギュアが手前に落ちてくるんだ?と少し不思議になった。 
二度とも落ちる瞬間は見られなかったんで、 
ためしに3体目を置いてみた。 

なるべくフィギュアが視界に入るように気をつけながら生活してたら、出た。 
壁から白い手が出て、壁際のフィギュアを払った。 

フィギュアはぽとんと音を立てて、例のすきまに落っこちた。 
4年住んでて何も感じたことなかったし、 
田んぼに建ったアパートだから曰くとかないと思う。 
今でも信じられないけど、 
フィギュアはすきまに落ちたままだ。 

とりあえず、同じ場所にフィギュアを飾るのはやめた。