Mizuho18116061_TP_V

昔、小さい頃に猫を飼っていた。 
家族みんなで可愛がっていて、その猫もよくなついていて、一緒に寝たり、背中に乗ってマッサージしてくれたりと本当に良い猫だった。 
だけどある日病気で死んでしまった。
 
悲しかったけど小さい身体だったから、仕方ないかなって庭に埋めた。 
その一週間後くらいから突然、二階の部屋から足音が聞こえるようになった。 

その足音はトタタタタッ、て軽く走り回っているかんじ。 
それを聞いた母が「猫ちゃんが来たのよ。寂しかったのね」と嬉しそうに二階へ上がっていくけどなにもいない。 
それが何回か繰り返されて、ある日自分はとんでもないことに気づいてしまった。 

「あら、また猫ちゃんだわ。今日は会えるかしら...」 
「お母さん、違うよ。だって、猫は... 

後ろ足はなかったじゃないか」