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ある夜いつもどおり寝てたら、変な夢を見て目が覚めた。変な夢と言うのは、友達Aの母親が鏡の中から 
俺に助けを求めてバンバン鏡の内側からこちらを叩いてる夢。目を覚ますと耳鳴りがしていた。 

耳鳴りする事は度々あったのだが、その時の耳鳴りは「キーン」と言うよくある甲高い耳鳴りではなく、 
聞いたこともない低音と言えるようなヒューーンと言う、体感した事のない耳鳴りだった。

聞いた事のない耳鳴りに恐怖し、目を開けないように心掛けた。 
金縛りにはあった事がないが、動かそうとして動かないと怖いので、体を一ミリも動かさないようにも心掛けた。 
気配とかは覚えてない。 

その後はそのまま寝れたw 
起きて普通に出勤し、仕事が終わると何やら友達Bから何件か不在着信があった。

折り返すと友達Aが自殺未遂をしたと。 
人生で初めて恐怖で鳥肌が立った。 
詳しく聞いてみると、まさに俺が目を覚ました時間帯と実行時刻が完全に一致していた。 

そこから数年して友達は息を吹き返す事なく生涯を終えました。もう7,8年も会っていない友達だったが、何かを求めていたのか、何か伝えたかったのか、あまり虫の知らせとかは信じてなかったけど 
そう言うのもあるのかなと思った出来事。