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私は昔から母方の親戚が苦手でした。 

どの叔父叔母も優しくて、礼儀正しく 
従兄弟たちもみんな真面目で勤勉です。 

お正月になると祖父母の家に集まるのですが 
息苦しく(早く帰りたいな)と思っていました。 
おばの家に行っても何だか落ち着かなくて・・・。 

ある程度大きくなって何となくその理由がわかりました。 
自分だけ異質な気がしたんです。 

自分だけ穢れているような、出来が悪いような、そんな感覚。 

ですが祖父母はそんな私にも他の孫同様平等に接してくれました。 
何だかとても大きな大きな包容力を感じていました。

大人になり、とある占術出逢い 親族全員を見てみたところ 
やっぱり私だけとても格が低かったです。 

別に普通の人に比べて格別劣る事はないのですが 
親族が私から見たら格上過ぎでした。 

それを知って納得もしましたが、何で私ばっかり・・・。とも思いました。 
みんな知性があって理性があって勤勉なのに 
私ときたら欲望が強くてなまけ者で間抜け。 
小さい事から肌で感じでいたせいで、僻みっぽくて嫌な子供でした。 

ですが一族の一員として恥ずかしくない我が子を 
授かる事が出来たので、こんな私でもここに産まれる価値はあったのかな? 
と思えるようになりました。 

一族の中では顔も性格も違う私ですが 
大木の一本の枝として?頑張って行こうと思います。