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ある大雨の日。その日は一日中土砂ぶり。友人宅へ夕方から夜5時まで麻雀をして、車で帰る途中の出来事。

友人Kが運転で、俺が助手席。ほとんど信号のない田舎道を走っていると、ずぶ濡れの女がヒッチハイクみたいに停止を求めているポーズをしている。 

友人Kは減速したから、乗せてあげるのかなーって思ってたら、無視して通りすぎてしまった。 

「なんだ、乗せてやらないのか、ずぶ濡れだったし、なんか訳ありだったんじゃないの?」と言うと 
「お前は怖くないのか?俺は怖い」って言うから、理由を聞いたら、 
「こんな時間(5時半位)に、大雨の中、傘も持たずに、こんな田舎道をどっからどうきたのか?しかもお前あの女、まだ幼い感じで中学生位だったぞ…」 

「幽霊なんて言うつもりはないけど、生身の人間でも怖すぎるだろう」って。

確かに怖いなって思った。