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確か小学校3年生の夏休みだった。 
友達と遊び終わって珍しくちょっと早めに帰宅したもんだから父親の部屋でだらだらと横になってボーっとしてた。 

その日は夕方なのもあって涼しくて窓を開けて風を通してたんだよね。 
「今日は●●して遊んだなー」とか思い出しながらボーっと天井見上げてた。 
そしたらなんか変なものが浮いてるんだよね。 

白いミミズみたいな細い何かが円状になってくるくる回って浮いてるの。 
何も不思議に思わないでボーっとそれを眺めてたんだけどふと「なんだこれ」って思って捕まえようとしたんだ。 

そしたら「それ」は逃げるかのように急に高さを上げて窓の方に飛んでいくわけ。 
身長が当時そこまで高くなかったから捕まえようにも捕まえられるか微妙な高さに。 
窓辺にある机で仕事してる父親に捕まえてもらおうと思って 
父親に「なんだろこれ。捕まえてくれる?」って言ったんだけど父親には見えてないのか「ん?」って感じ。 

最終的にその白い「何か」は天井すれすれの高さまで行って窓の方に飛んで行っちゃったから 
俺はあきらめてまた横になって「なんだったんだろうなー」って考えてた。 

とりあえず記憶にあるのはここまでなんだけどこの生物が何なのかいまだにわからない。 
見たのもこの一度だけだったし…。父親は見えてたのか見えてなかったのかよくわからない。 

目とか口とかは特になかったと思う。ただ白いミミズみたいな生物が円状に丸まってくるくる回りながら浮遊してる。 
怖いというよりは不思議な体験。