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A子が小学時代の話なんだけど(学年はわからない)、A子の小学校の周りには 
川があって、ある日その川のほうから大勢の子どもの笑い声が聞こえてきたんだって。 

でも川の辺りを見回しても誰も居なかったから、 
どこか他の場所で子どもが笑っていて、それが反射して川で聞こえているの 
かなとか思っていたらしく、そのときはさほど気にしていなかったらしい。 

だけどその笑い声はその日以来、ほぼ毎日聞こえるようになって運動場に誰もいないようなときでも 
聞こえていてさすがにちょっとおかしいなとは思ってきたみたい。 

だからある日友達を川の辺りまで連れて行って、「なんか人の笑い声が聞こえない?」 
とか聞いてみたらしい。だけどどの子に聞いても「聞こえない」って言われて 
そのとき初めて、これは私にしか聞こえない奴だ(いわゆる幽霊の類)と知ったらしい。 

ちなみにA子はその川のほうが気になっていたからほぼ毎日行って川を確認していた 
らしいんだけど、周りの皆はなんにも聞こえてなかったから、「またあいつ川の方へ行ってるよ」 
とかで変な目で見られていたらしい。