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次の日、痛みが取れたので学校に行くと彼女が駅で待っていた。
「今日、時間取れる?」俺はうなづくと言った。 

「イベントが終わったらサークルやめるよ。」 

「それがいいわ。あの人に言われたし。」 

「麗子さん?」 

彼女はほっとしたようにくすくす笑った。
俺はその後、イベント終了と同時にサークルをやめた。 

簿記2級にも合格したから、
「税理士試験に集中したい」という理由でやめた。
(その夢は12年後にかなうことになるが) 

その後、交友関係にもそこそこ恵まれ俺はまあまあの大学生活を送ることができた。 
麗子さんがきっかけになったと思って感謝している。
以降まったく見ていないけど。 

ちなみにサークルで俺をいじめていた連中の多くは欠席が多いことから
サークルをやめさせられたそうだ。

学部内でも孤立していたらしいがその後のことはよくわからない。