MS251_sunababaketu_TP_V (3)

公園の砂場で山を作って、トンネルを掘って遊んでたら、そこへ同じ年くらいの女の子がやってきた 
女の子はニヤニヤしながら、山の反対側から迎え掘りを初めたんで、俺はそれを挑戦と受け取った 
全力でトンネルを掘り、山の中央付近で指が触れ合う。引き分けだった 
今度は、もっと大きい山で勝負しようと提案。女の子も同意し、ふたりで協力して倍くらい大きな砂山を築く 
そして、勝負再開。どんどん掘り進み、俺は肩くらいまで腕を突っ込んだところで、女の子の指を掴んだ 
「つかまえた!」と言うと、女の子はまだ掘ってる途中で、指なんか掴まれていないと言う 

勝負に負けたくなくて嘘をついてるんだろうと思ったが、それからすぐに別の指が俺の手を握ってきて、 
「つかまえた!」と女の子が言った 

それじゃあ、俺の握ってる指はなんだ?となって、トンネルから慌てて手を引っこ抜く 
その拍子にトンネル崩落 

女の子は腕を砂に飲まれて四苦八苦 

女の子に事情を説明すると、誰かが埋まってるのかも知れないと言う結論になり、
砂場を掘り返すことになった 
今考えれば砂場に人が埋まってるとか、ひどいサスペンスなんだけど、
その時は単純に誰かがいるとしか思わなかった 
もちろん、いくら掘っても誰もいない。お互いに変だねえと言い合って、その件はおしまいになった 

俺の勘違いだったのか、女の子が嘘を吐いていたのか、それともオカルト的な何かだったのか 
未だによくわからない