が、触った感触もなくそれはふっと消えてしまったんだよ。
不思議に思いながら歯を包んでもう一度見ると、なんとまたそれがあった。
振り子みたいに動くわけでもなくただぶら下がってる。
流石に今度は怖くなって布団に逃げて寝た。
2回目は中学生。
夜ふと部屋の入口の方を見ると、襖から人の手が生えてた。
綺麗な女性の手がずっと手招きしてる。
といっても私が正面を向いて右の壁から生えてるので私が招かれてるわけではない。
因み手招きしてる方向には部屋があるけど誰も住んでないので何も起こらなそうだったけど、
霊の手招きが電気付いてるのにはっきり見えるとか怖くて布団被ってた。
次の日、隣の部屋で母親と寝ることになったけどなかなか眠れなかったんだ。
で、ぼーっとしてたらまたあの白い女の手が壁から生えて手まねきしてるんだよ。
今度も私に向けてじゃなく誰呼んでんだよって感じだったけど。
しかも今度は金縛りにあった。
足とかに何かたくさんのものが触れるような感じがしたのを覚えてる。
疲れで金縛りになって痺れてただけかもしれないけど、すごく怖かった。
今までで一番怖かった。その後どうにかして寝たんだろうけどよく覚えてない。
それだけなんだけどね。振り子はほんと何だったのか気になってる。
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