その日は山に囲まれてる田舎のおじいさんの家に泊まった
わりと近所なので普段から何回か泊まったことはあったから普通にご飯とか食って2階で寝てたんだけど
深夜2時~3時くらいに眩しくて目が覚めた
ふとベランダを見ると
鬼が3人座って何か話をしていた。
ベランダの入り口には横にスライドするガラスの窓があって、その一枚手前には障子のふすまがある
そこにやけに明るい月に照らされて
いかにも「鬼」というような出で立ちの3人がシルエットになって映っていた。
怖かったがとりあえず隣で寝ていたおばあさんを起こして僕が「ベランダに鬼がいる!」と小声でいうと
おばあさんが眠そうに起き上がってまず電気を点けた。
すると当然障子にあったシルエットは消えて、おばあさんが障子を開けてもそこには何もいなかった。
その日見間違いって事になって次の日、家に帰った。
元々、おじいさんちは古~い木造家屋だった事からイトコとの間でも「幽霊が出る」って噂があったけど
実際に本物を見たのは僕が初めてだった
だが話はそれだけでは終わらず、
ちょうど一週間後の土曜日に夜中家で寝ていたら
母親に叩き起こされた
「今おじいさんの家でおじいさんが暴れて警察とか救急車が来てて
今お父さんが様子を見に行ってるけど一緒にいた親戚が包丁でおじいさんに刺されたらしい。とりあえずおばあさんが危ないからウチに非難させる」
という事で
僕はビビって震えながら家で待機していた。
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違いも判らないのか?
そんなカリカリせんでもよくないか?
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