鈴木には悪い親戚がいて、それは鈴木の父ちゃんの弟で鈴木のおじさんにあたる人なんですけど、
度々鈴木のばあちゃんのところに金の無心にくるそうなんです
一応仕事はしてるらしいんですけど、新聞の勧誘員だとか羽毛布団や着物の訪問販売、
年寄りを集めて健康食品の騙し売りだとか、まあろくでもないようなことを掛け持ちでやってたみたいなんです
ある日ついに鈴木が切れまして、
いつものように金をせびりに来たおじさんに麦茶を出すふりをして、
タバコをほぐした葉を水で抽出したニコチン液を出したんです
ニコチンって直接体内に入るとものすごい猛毒で、
おじさんはそのニコチン茶を飲んで急性中毒で死んでしまいました
それでばあちゃんにが孫を庇うために罪を背負って、
遺書を書いてばあちゃんもニコチン茶を飲んで死んでしまいました
鈴木はそのことを誇らしげに話してたんですけど、
鈴木が部活の合宿で炊事当番になったときはマジで怖かったすよ
まあ実際、鈴木と仲が悪かった先輩は謎の死を遂げてるんですけどね
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大の大人が臭いで気付かない程度の濃度のニコチン汁では死にません。
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