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大学2年か3年の時の話。 
その日飲み会があった俺は帰りのタクシー代を渋って 
同級生の女友達に電話してみた。

なんと迎えに来てくれるとのこと。 
俺は30分ばかり待つ。その子の名前はKとしておこう。 
俺は酔いながらも「いや~悪いね~K」 
とか調子のいいことを振りまく始末。

15分後無事に俺家到着。 
「本当ありがとう、今度奢るよ」 
俺は1分でも早く寝たかった。実はべろべろに酔っぱらっていた。 
吐き気さえもよおしていた。

ばたんQのごとく布団にヘッドスライディング。 
うあ~とかうえ~とか吐き気は止まらず。 
やばい・・・飲みすぎた・・・ 
明日は二日酔いだこりゃ。しゃあないな。 
そんなことを考えながら寝返りを何度もうつ俺。

そのとき電話が・・・ 
ぶううううん・・・ぶううううん・・・ 
振動する俺の携帯ちゃん。 
んなわけはなく、電話相手はさっき送ってくれたKからだった。 
お礼のメールをし忘れたからか・・・? 
俺もう死にそうなんですけど 
ナイアガラの滝よろしく四万十川を布団につくってもいいですか? 
なにこれ俺の万物創世記?

もうやんなっちゃうなあ 
これだから女って生き物はさあ・・・うえ・・・ 
とかなりつつ電話に出る俺。 
「もしもし・・・K?どうしたの・・・?もう寝るとこなんだけど・・・」 
「あの・・・俺君・・・?実は私んちのコンビニの前に・・・」

「・・・幽霊がいて帰れないの・・・」 
ええええええええええええええええええええええええええ 
コンビニって夜中でも明るいんですけどww 
幽霊いたって車の中じゃん?wwww 
通り過ぎればいいだけのことではwww