001horror0523_TP_V

 由美さんを起こして話そうかとも思ったが、見てもいない由美さんを怖がらせる必要は無いと思い、その日は毛布に包まって必死で忘れようと眠る事に努めた。 
高村はいつの間にか寝ていたのかアラームの音で目を覚ました。 
由美さんはまだ寝ていた、いつもなら自分より早く起きて出勤の為の用意をしてくれているのだが珍しくまだ眠っているようだ。 

「疲れが溜まっているのかな?」と考え、起こさずに身支度を整え高村は静かに家を出た。 
 

その日、由美さんから連絡は無く、いくらなんでも寝過ぎだろと思ったが万が一寝ていたならと高村から連絡を入れる事はしなかったようだ。 

仕事も早くに終わり直帰したが由美さんはまだ寝ていた。

 「やっぱりか、寝過ぎだろw」と高村は由美さんを起こそうと由美さんの腕に触れた。 
その瞬間、高村は凍り付いた… 
由美さんの体が異様に冷たく、そして息をしていなかった… 

高村は直ぐさま救急車を呼んだり、人工呼吸など施したが由美さんは助から無かった。 

死因は「心不全」だと医者からしっかり説明して貰ったらしいが、体は丈夫で元気の良かった由美さんが何故?という気持ちは拭えなかった。 

それから高村は会社にも行かず、自宅に引きこもっていた。 
そしてあの晩の事をずっと考えていた、もしかしたらあの女が…と頭から離れなかったからだ。 

高村は決心し、町の拝み屋の所へ行った。 
高村はどうしても由美さんが死んだ本当の理由を突き止めたかったからだ。 

死因は「心不全」だと医者からしっかり説明して貰ったらしいが、体は丈夫で元気の良かった由美さんが何故?という気持ちは拭えなかった。 

それから高村は会社にも行かず、自宅に引きこもっていた。 
そしてあの晩の事をずっと考えていた、もしかしたらあの女が…と頭から離れなかったからだ。 

高村は決心し、町の拝み屋の所へ行った。 
高村はどうしても由美さんが死んだ本当の理由を突き止めたかったからだ。

拝み屋は初老の女性だった。 
高村は事情を説明し、あの晩の事を詳しく拝み屋に説明した。 
すると拝み屋は何も言わず祭壇の用意を始め高村にこう尋ねた。 

「今から神懸(神憑?)を行いますが、貴方の考える物とは違う結果が出るかもしれません、それでもよろしいですか?」 

高村は迷わず頷き、神懸の儀式は始まった。 
高村は決心を固め真実を確かめようと拝み屋を真っ直ぐに見つめていた。 

そして10分程たった時に異変は起きた。