KAZUHIRO001_TP_V
急いで部屋の鍵を開け、Tを先に上げ、俺は入る時に見てしまった、2階の廊下、階段を上ってすぐの所に女が立っているのを… 
俺はすぐに鍵とチェーンをかけ、半狂乱になりながら部屋に塩を撒き散らした。 

それから二人で気を張りながらも、玄関前に女が立っていたとか窓から女が見ていた何て事も無く、日本酒を浴びるように飲み、眠りについた。 

次の日、二人共昼過ぎに起床し昨晩の事を話し、やはりお祓いしかないとなり、神社を探し結構近くにあり、連絡するとすぐにでも大丈夫という事で二人お祓いに行く事となった。 

多少距離もある為、車で行く事にしたが昨晩の事が頭から離れず、ずっと後ろが気になって仕方無かった。 

そして信号待ちの時だった、ふとサイドミラーを見るとそこにはあの女が映っていた… 
再び半狂乱になった俺はそこからひたすら信号無視をしながら神社へと向かった。 

無事神社へ着いたがTは一気に老け込んだような顔をしていた。(運転の方が怖かったらしい) 
中へ入ると優しそうな顔の神主さんがいた、どうやらこの人がお祓いをしてくれるようだった。 

神主さんに事情を説明し、見てもらったが神主さんは難しそうな顔をしながら俺達にこう言った。 

「何とも無いですよ?」 

俺達はそんな事は無いと主張したが神主さんは何も無いの一点張りで「じゃあ、とりあえずお祓いしますか」という感じでお祓いをしてくれた。 

俺達はとりあえず一安心といった感じでお礼を言い、神社を後にした。(料金はいらないと言われた) 

安心したのもあってか二人で昨日飲み直しするかとなり、一度Tを家へ送り自宅へ戻った。 
自宅へ入り、昨日撒き散らした塩を拭き取り、部屋を掃除し、暗くなり始めたので自宅を出てT宅へ向かおうと階段を下りた時だった。 

女が立っていた…