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 友達とよくつるんで心霊スポット巡りをしてた。
結局心霊スポットで幽霊をみることはなかったんだけどさ。 

ある日、地元では有名な潰れたパチンコ屋が心霊スポットとなってて、探索してたんだ。 
でも特になにもなく、帰ろうかってなって外に出たら、来る時は気づかなかったんだけど、
脇に小道があったんだ。 
「こんなとこに道があるぜ。何処に続いてんのかね?行ってみようぜ」ってなった。 
 
舗装されてないその道を行くと、海に出た。 
海に近い街だったから至極当然なわけだじけど、少しガッカリした。 
「なんだ...ただの海に続く道かよ」って。 
 
ただ折角海に来たし、そのまま帰ってもつまらんってことで暫くそこにいたんだ。 
そしたらヒョコッと一匹のネコが現れた
 
海の近くだから野良猫を見るのは珍しくない。でもそのネコがちょっと変わってた 
両目で色がそれぞれ違う。青と黄だったかな? 
 
へぇこんな猫もいるんだなーと思いながら、なついてる風だったのでもふもふしてた。 
んで気づいたらそいつ以外にも五匹くらいネコがいるのね。しかも全員青黄の眼。 
兄弟かな?と思ったけど、全員毛の色が違う。眼だけが同じ。 
 
不思議なこともあるもんだなーと思いながら、
相手してたんだけど、飽きたのか猫たちはどっか行った。 
俺等ももう帰ろうかってことで、来た道を引き返してた。そこで老人とすれ違ったんだよね。 
こんなとこ通る人いるんだーって思ってチラッとその老人みたら猫と同んなじ眼。 
 
その瞬間汗が一気に冷えたのを覚えてる。 

それでもなんとか道を抜けて、パチンコ屋の横を通って、国道に出た時、みんなが揃って口を開いた。 
「さっきのじいさん猫と同んなじ眼してたよな...」 

なんか薄気味悪くてそれ以来その場所には近づかなかった。今でもたまに思い出すけど、その度にじいさんの眼がフラッシュバックする 
猫たちは可愛かったんだけどなーと