いつもお決まりのコースがあるのに、その日はわざと通ったことのない道ばかりを探検してみた。
ボーボーの草原だったり、お墓だったり。もう日も暮れてきたってゆうのに迷っちまって、従兄も俺も怖くなって泣きだした。
そしたら突然犬が走り出して、また全然知らない道をすげえ勢いで走り始めるんだ。
不安で仕方なかったけど、綱を手放す訳にもいかないし、急な土手とかを転がり落ちながら着いていった。
そしたらあっという間にばあちゃんちについたんだよ。安心して大泣きした。犬用クッキーと水あげていっぱい撫でてお礼言った。
その犬は10年以上前に死んじゃったけど、今でも感謝してるわ。
コメントする