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79 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/02/15(水) 20:34:01.89 ID:zGsU/8Pk0 [10/24回(PC)]
小さい頃はあまり疑問も持たずに聞いてただけだったけど、 
中学に入った頃は話の展開に疑問を持つようになって、おばあちゃんに色々聞くようになった。 
「おもんさまって誰?」「おもんからくさってどんなの?」 
「その集落はどこ?」「子どもはお酒飲んじゃダメじゃないの?」などなど。


80 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/02/15(水) 20:38:31.46 ID:zGsU/8Pk0 [11/24回(PC)]
するとおばあちゃんは、 
集落が人体として形成されるきっかけになった話をしてくれた。 
これがすごく強烈な話だった。 

(長くなる……失礼)



81 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/02/15(水) 20:41:10.36 ID:zGsU/8Pk0 [12/24回(PC)]
おもんさまは海の向こうから来た、それはそれは美しい女の人だった。 
でも美しいのは見た目だけで、集落の人々を奴隷のように扱う冷酷な人だった。 
夫と共に集落の人々を容赦なく虐待・圧制し、言うことを聞かせていた。 
そしてある植物を集落中に植えさせ、そこから酒を作り、自分は飲んで遊んで暮らした。 
(この植物がおもんからくさ)



82 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/02/15(水) 20:43:35.20 ID:zGsU/8Pk0 [13/24回(PC)]
この酒はとても美味しいと評判で、近隣の集落にもよく売れた。 
だが富を独り占めしたのはおもんさまの親族だけで、 
酒で得た利益をもとに集落を見下ろす高台に大きな屋敷を作り、 
貧しい集落の人々を支配し続けた。



83 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/02/15(水) 20:47:12.34 ID:zGsU/8Pk0 [14/24回(PC)]
ところがある日、おもんさまの夫が集落の娘と浮気をした。 
おもんさまは怒り狂い、夫と娘が酒を飲んでいる現場に踏み込んで娘を捕らえ、 
娘の腕を切り落とした。 
しかし酒のせいで朦朧としていた娘は暴れもせずボーっとしている。 
怒りが収まらないおもんさまは、娘のもう一方の腕や両足を次々に切り落とした。



84 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/02/15(水) 20:50:08.91 ID:zGsU/8Pk0 [15/24回(PC)]
ここでおもんさまは娘を殺すかと思いきや、 
両手両足を切り落としても痛がらず生きている娘に、逆に興味を持った。 
両手両足を切られてもまだ生きている。いつまで生きるだろう?と。



85 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/02/15(水) 20:52:56.40 ID:zGsU/8Pk0 [16/24回(PC)]
そこでおもんさまは、両手両足を切り落とした姿のまま娘を生かしておいた。 
酒を飲ますと痛がらないということは分かっていたので、 
酒が切れると泣き叫ぶ娘を笑いながら、何年も酒を飲ませて生かして、 
娘をオモチャにして喜んでいた。



86 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/02/15(水) 20:55:44.63 ID:zGsU/8Pk0 [17/24回(PC)]
だが十年後に娘が死んだので、おもんさまは新しいオモチャを手に入れるべく、 
夫に気に入った娘を選ばせ、自分も気に入った少年を選んでは次々に両手両足を切り落とし、 
そのままの姿で生かしておく、という遊びを続けた。



87 : 本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/02/15(水) 20:58:23.43 ID:zGsU/8Pk0 [18/24回(PC)]
この頃には、もう夫の方がおもんさまを恐れるようになっていたので、 
せめてとばかりに集落の中央に寺を作り、捨てられていた手足のない少年や娘の胴体を供養し、 
残りの両手両足は、寺にある胴体にとって手足の配置となるように四方に分けて埋めた。 
そしてその上に集落の人々を分けて住まわせ、供養を続けるように命じたという。