623 : 615 その6[age] 投稿日:2012/01/22(日) 14:09:12.25 ID:fsQn71t50 [8/13回(PC)]
なんとか、体を引っ張ってる何かを振りほどこうと必死にもがく。 
と、オッサンは口元から手を退けて、ニタァと笑ったのですよ。 
歯は当然お歯黒べったりですよ。 
「キモっ!!」 
そう思った途端、オッサンは両腕を広げて襲い掛かってきた。 
白い着物の袖をばっさーっと広げて、お歯黒の口をニタニタとキモイ笑いを浮かべながら麿眉のオッサンがですよ。 

続く


625 : 615 その7[age] 投稿日:2012/01/22(日) 14:11:28.30 ID:fsQn71t50 [9/13回(PC)]
半分涙目でもがきもがき続けたら、それまで全然動かなかった左腕が動くのに気が付いた。 
その左腕を思いっきり何かをなぎ払うように、全力で裏拳を放った。 
見事にオッサンの顔にクリーンヒット。 
オッサンは自分の司会から殴り飛ばされてログアウト。 

続く



626 : 615 その8[age] 投稿日:2012/01/22(日) 14:14:00.18 ID:fsQn71t50 [10/13回(PC)]
すると、体がうそのように動くようになっていた。 
あまりの出来事にぜーぜーと肩で息をして、暫く落ち着くまで待った。 
「なんだったんだ?ありゃ?流石魔都京都。」 
なんて考えてると、左手に何か握っていた。 
それは、初日に買った某神社のお守りだった。 
そんな物は寝る前には当然握ってなんていなかった。 

続く



627 : 615 終わり[age] 投稿日:2012/01/22(日) 14:16:06.98 ID:fsQn71t50 [11/13回(PC)]
「なぜに?」 
とは思ったが、このお守りのお陰であのキモイお歯黒オッサンを殴り飛ばせたのかと感謝。 
その日は怖くて電機をつけっ放しで寝て。 
次の日、お守りを買った神社にもう1回行って。 
「お守りのお陰で助かりました、ありがとうございました。」 
とお礼を言って、帰ってきました。 


長文、駄文で失礼しました。