890 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/16(金) 14:11:13.38 ID:YpNSobbs0 [2/30回(PC)]
友人(仮にAとします)はその頃から怪我や身体の不調を訴える事が多く、話を聞いていた私も特に気にはせず、 
最初は「仕事のしすぎだろ。たまにはゆっくり寝ろよww」と言っていました。 
しかし身の回りの現象はそれだけに留まらず、幻聴、いるはずのない人影が見える。 
と、怪現象はエスカレートしていくようでした。 


 
891 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/16(金) 14:19:28.46 ID:YpNSobbs0 [3/30回(PC)]
後から詳しい話を聞くと、 
バイト先のコンビニでゴミを片付けている時にゴミ箱の中から血塗れのシャツを見つけてからこのような事が起こったのではないかとの話でした。 
そしてある日、Aの地元の友達(B)が 
「近所のBBAが◯◯神社行く時に塩持って行って階段に撒いてから登るんだけどさwwwお前最近呪われてるみたいだし、面白そうだからいってみようぜwwww」と言い出し、 



892 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/16(金) 14:28:31.21 ID:YpNSobbs0 [4/30回(PC)]
Aは乗り気ではなかったのですが、Bの押しに負けて渋々ついていく事にしたそうです。 
詳しい場所は伏せさせて頂きますが、地元の方にだけわかるように 
“●ノ宮駅の近くの神社で裏の入口?の階段”とだけ記しておきます。(私は地元民ではないので詳しくは知りません) 
夕方になり、他の友人(C、D)を集め、大の大人4人が神社で肝試し。 



893 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/16(金) 14:36:01.41 ID:YpNSobbs0 [5/30回(PC)]
階段を登り、神社の中を見て、何もなければそのまま帰ろう。という話になりました。 
“階段”というフレーズから、肉体的に不安がある4人は同時に「階段少なくてよかった…」と安堵したそうです。 
そしてこの時すでに何かを感じていたのか、Cは怯えた様子を見せていました。 
「やばいからやめとこ」というCの言葉を聞いて大人しく帰っていれば、後にあのような事にはならなかったと思います。



895 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/16(金) 14:45:11.54 ID:YpNSobbs0 [6/30回(PC)]
神社は小高い丘の所にあり、階段の両端には木が生えていて、そこはとても薄暗く先が見えないくらいだったそうです。 
肝試しの発案者であるBが「とりあえず俺行ってくる」と言って他の3人を置いて一人階段を登り始めました。 
登り始めたまではよかったのですが、そこまで高い階段でもないのにBはのろのろと登っていきます。



896 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/16(金) 14:51:15.04 ID:YpNSobbs0 [7/30回(PC)]
Dが「アイツ膝悪いん?若いのに大変やな」と言って後に続いて登り始めました。 
Bが10段目、Dが5段目に差し掛かった時でした。 
それまで呆然と見ていたCが突然「B!」と大声で呼び、慌てた様子で階段を駆け上がったそうです。 
Aは内心「これが噂に聞くBLか」とか暢気な事を考えていたそうです。 
しかし慌てて行ったわりにCの足は遅く、Bには追いつきません。



899 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/12/16(金) 14:58:56.46 ID:YpNSobbs0 [8/30回(PC)]
めんどくさがっていたAでしたが、しかたなくCの後をついて行きました。 
そして階段に足をかけた時、違和感に気付いたそうです。 
大した距離を歩いてきたわけでも、特に足が悪いわけでもないのに、階段を登ろうとすると足が重くてなかなか上がらない。 
そう思っていたら突然前にいたDが「息子の声がする」と言い出しました。(バツイチ子持ち)